オリゴヌクレオチドの HILIC 分析および/または精製に適したカラムは何ですか？ - WKB221820

環境

• 最適ベッド密度 (OBD)
• 分取クロマトグラフィー
• ラボスケールの精製
• 分取カラム
• 高速液体クロマトグラフィー (HPLC)
• 架橋エチレンハイブリッド (BEH)
• 親水性相互作用クロマトグラフィー (HILIC)
• オリゴヌクレオチド

回答

UPLC：

• ACQUITY Premier BEH Amide (1.7 μm)
• ACQUITY UPLC BEH Amide (1.7 μm)

UHPLC：

• XBridge Premier BEH Amide (2.5 μm)

HPLC：

• XBridge BEH Amide（3.5 μm、5.0 μm）

分取（最大内径 30 mm）：

• XBridge BEH Amide (5.0 μm)

追加情報

次を参照してください：代替の分離モードとして BioAccord システムで HILIC を用いたオリゴヌクレオチドのインタクト質量確認

• このメソッドでは、SKU：186009504 - ACQUITY Premier BEH Amide カラム、1.7 µm、2.1 mm × 50 mm、1 本入りを使用します
• ACQUITY Premier および XBridge Premier BEH Amide カラムハードウェアには、MaxPeak High Performance Surfaces (HPS) が採用されています。このテクノロジーにより、カラム内のステンレススチール製表面が不活性になります。これは、オリゴのリン酸基がカラム内のステンレススチールに吸着するのを防ぐ理想的なハードウェアです。

関連項目：

MaxPeak Premier カラムの Web ページ

MaxPeak High Performance Surfaces を採用した MaxPeak Premier カラム - 注文情報（リットコード 720007209EN）

注：

BEH Amide カラムは 7 ～ 10 kDa のオリゴヌクレオチド（25 ～ 30 mer）を適切に分離できます。（ただし、以下の注記を参照してください。）

XBridge BEH Amide OBD Prep カラムはオリゴ精製に使用できます。

例えば、XBridge BEH Amide、130Å、5 µm、30 mm × 100 mm（または長さ 50 ～ 150 mm）は、オーバーロードモードで数十 µmole の注入に使用できます。

しかし、以下のような問題があります。

1. 高濃度のオリゴヌクレオチドを 70% のアセトニトリル溶媒に溶解するのは困難です（オリゴの沈殿）。オリゴは高濃度有機溶媒を好みませんが、HILIC では約 70% のアセトニトリルが必要です。そうしないと、ピークに汚れが出るか、またはサンプルのブレークスルーが発生します。
2. カラムでの希釈により、この問題が解決されることがあります。At-Column Dilution アプリケーションノートを参照してください。
3. オリゴは約 20 mer まで分離できます。オリゴが長いほど、HILIC での分離が困難になります。イオン対逆相は、オリゴに使用できる場合、より優れた代替手段になります。
4. イオン対試薬がメソッドに使用できる場合、イオン対逆相 (IP-RP) LC が全体的に優れたオプションです。