タンパク質サンプルからシステインを分離および定量するためのサンプル前処理手順は何ですか？ - WKB50231

環境

• アミノ酸分析
• AccQ•Tag
• AccQ•Tag Ultra

回答

アミノ酸のシステインとシスチンは、標準的なタンパク質加水分解プロトコルで分解されます。システインモノマーを分析し、タンパク質中で定量するために、サンプル前処理として、（シスチンとシステインを全体的に分析するための）過ギ酸酸化、またはカルボキシメチル化もしくはビニルピリジンによるアルキル化および還元を行うことができます。

追加情報

詳細については以下の学術論文を参照してください。

Fountoulakis M. and Lahm HW. "Hydrolysis and amino acid composition analysis of proteins." Journal of Chromatography A, 826(1998) 109-134.

USP General Chapter 1052: Biotechnology derived articles for amino acid analysis も参照してください

関連項目：

アミノ酸の加水分解および分析に関する包括的ガイド（オンラインガイド）

• セクション 2.3. 含硫アミノ酸（システイン、シスチン、メチオニン）の分析用の加水分解メソッドを参照してください

Waters は、このガイドをソフトカバーでも販売しています。

SKU：715006455 - Hydrolysis and Analysis of Amino Acids from Purified Peptides/Proteins, Foods, and Feeds（『精製されたペプチド/タンパク質、食品、飼料からのアミノ酸の加水分解および分析』）