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サンプルにヒスチジンが含まれていると、GlycoWorks RapiFluor-MS labeled N-Glycan のピーク面積のカウントが低くなるのはなぜですか? - WKB53577

Article number: 53577To English version

環境

  • 糖鎖分析
  • GlycoWorks RapiFluor-MS

回答

ヒスチジンには、RapiFluor-MS による迅速な標識を損なう求核試薬が含まれています。

追加情報

サンプルにヒスチジンが存在すると、サンプル中に存在する N 型糖鎖と完全に反応する前に、大量の RapiFluor-MS 試薬が消費されます。このような問題を軽減するために、サンプル中のアミンまたはチオールの濃度を 0.1 mM 未満に希釈することを推奨します。一部のサンプルでは、GlycoWorks RapiFluor-MS ワークフローでの酵素的脱グリコシル化の前にバッファー交換が必要な場合があります。

参照資料:

GlycoWorks RapiFluor-MS N-Glycan キット - 96 サンプル

GlycoWorks RapiFluor-MS N-Glycan Kit - 24 Samples Care and Use Manual(『GlycoWorks RapiFluor-MS N-Glycan キット - 24 サンプル維持管理マニュアル』)

id53577, グリカン