ACQUITY UPLC SM-FTN の面積値が小さい(面積再現性不良) - WKB100188
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症状
- 面積値が通常より小さい(面積再現性不良)
環境
- ACQUITY UPLC H-Class PLUS
- ACQUITY UPLC H-Class
- ACQUITY UPLC I-Class
原因
指定した注入量が吸収されていません。
解決策
- サンプルシリンジをプライムし、サンプルシリンジ(下図でピンク色で囲んだ部分)が上下に動くとき、シリンジ内に気泡がないか目視で確認します。
気泡がある場合は、除去されるまでプライムします。
気泡の除去が困難な場合は、プライム溶媒を 100% メタノールに置き換えることで、気泡が抜けやすくなります。
コンソール画面の左側のツリーで[サンプルマネージャ FTN]をクリックし、[コントロール]メニュー > [プライム]を選択し、[プライム]画面で[パージ溶媒]チェックボックスを選択して、回数を指定します。
- ニードルシールのキャラクタライズ、ニードルシールの準備テスト、およびサンプルシリンジのリークテストを実行します。合格したことを確認後、測定を再度実施します。
コンソール画面左側のツリーで[サンプルマネージャ FTN]をクリックし、[メンテナンス]メニューから各操作を実行します。
改善しない場合は、注入量以外の原因があります。
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