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Empower 3 従来法使用の解析メソッドで、小さなピークが検出されない場合に解析メソッドで変更する内容は? - WKB100838

Article number: 100838To English version

環境

  • Empower 3
  • 解析メソッドの解析方法で従来法を使用

回答

■解析メソッド「波形解析」タブで変更する内容
①「最小面積」「最小高さ」の値を小さくする
②「検出感度」の値を小さくする
③「ピーク幅」の値を小さくする

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※上記の値を変更すると、クロマトグラム中のすべてのピークに対してその設定が有効になるので、特定のピークにのみ有効にする場合は、イベントを使用します。

①「最小面積」「最小高さ」のイベント名:「最小面積設定」「最小高さ設定」
②「検出感度」のイベント名:「立ち上がり感度設定」「立ち下がり感度設定」
※「立ち上がり感度設定」はピーク開始点、「立ち下がり感度設定」はピーク終了点の検出感度設定値になります。
③「ピーク幅」のイベント名:「ピーク幅設定」

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※上記のイベントには終了時間の設定が無いため、特定のピークのみに設定する場合には、上図のようにイベントを2行追加し、
 それぞれの開始時間を、該当のピークの溶出時間をはさむ範囲に設定します。

追加情報

 

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