Empower 3 FR5 以降のノードのプロパティの回収オプションは何を意味しますか? - WKB107689
環境
- Empower 3 Enterprise FR5、3.6、3.7
回答
ノードがデータバッファリングモードを終了すると、注入後のデータ回収を無効にできるようになりました。これにより、回収スイープによって実行されるすべてのデータ回収は、サンプルセットの実行が完了した後にのみ発生します。Empower は通常、サンプルセットの実行中にバッファリングモードを終了できる場合、現在の注入が完了すると注入後の回収を試行します。
Empower がバッファリングモードを終了できる前にサンプルセットの実行が完了した場合、10 分ごとに実行される回収スイープが、回収するデータを探します。未回収のデータが見つかった場合、スイープは回収を開始します。回収スイープは一度に 1 つのサンプルセットのみを回収します。注入後の回収は、各システムが独立して実行します。
複数のシステムは同時に回収を試行できます。この種類の同時回収により、装置サーバーアプリケーションが応答を停止することがあります。これが発生すると、保留中の注入は失われます。「Connection to Chromatography System Lost」(分析システムとの接続が切れました)というメッセージが[メッセージセンター]に表示され、ポップアップメッセージとしても表示されます。Empower を再起動した後、バッファリングされたデータは回収れます。
推奨事項:バッファリングされたデータの回収中にこのフェイルが発生した場合にのみ、注入後の回収を無効にします。
サンプルセット後回収を優先して、注入後回収を無効にするには:
- [システム管理]で、[ノードのプロパティ]ダイアログボックスの[全般]タブに移動します。
- [回収オプション]セクションで、[サンプルセット後回収]を選択します。
- [サンプルセット後回収]オプションを使用する場合:
- システムは一度に 1 つずつ、バッファリングから順番に回復します。
- サンプルセットは、完了した後、他のサンプルセットがデータ取り込み中であっても回収できます。
- システムが回復するまで、そのシステムのバッファリングされたデータにはアクセスできません。
追加情報
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