「Oracle Error ORA-01805」(Oracle エラー ORA-01805)は何を示していますか? - WKB16369
症状
- Empower クライアントにより、次記のメッセージセンターエラーが生成される:Oracle Error ORA-01805: possible error in date/time operation(Oracle エラー ORA-01805:日付/時間の操作エラーの可能性があります)
- 取り込んだデータに、異常なまたは変な日付のタイムスタンプが見られる
環境
- Empower 3 FR2、FR3、FR4、FR5
- Empower 3.6.x 以降
原因
Oracle は、欠落しているか破損している、またはサーバータイムゾーンファイルと一致していない、LAC/E32(取り込みサーバー)にインストールされた Oracle タイムゾーンファイルを参照しようとしています。これは、タイムスタンプが Empower データベースサーバーではなく LAC/E32 から参照されている場合に、バッファリング中に見られます。
解決策
Waters サポートまでお問い合わせください - https://docs.oracle.com/en/error-help/db/ora-01805/?r=23ai
追加情報
Empower DVD からインストールすると、Empower FR2 と FR3 にはデフォルトで 14 のタイムゾーン .dat ファイルが 2 セットあります。
FR4 には、デフォルトでは 18 のタイムゾーン .dat ファイルが 2 セットあります。
FR5 には、デフォルトで 31 の timezone.dat ファイルがあります。異なる国や州によって行われたタイムゾーンの変更に対応するために、Oracle の管理者が Empower データベースサーバーに、Oracle によってリリースされた追加のタイムゾーンファイルを追加することがあります。Empower データベースサーバーにあるすべての LAC/E32 または取り込みクライアントに同じファイルを追加する必要があります。そうしないと、バッファリングが発生したときに、異常なまたは変なタイムスタンプが表示されます。クライアントにもパッチが適用されていない場合、解析エラーまたは Empower ログオン ORA-01805 エラーが発生する可能性があります。
LAC/E32 または取り込みサーバークライアントで Oracle クライアントのタイムゾーンファイルがある場所の例
C:\Empower\Oracle\Oracle11gClient_4\oracore\zoneinfo
Empower データベースサーバー(ワークステーション/パーソナル展開を含む)で Oracle クライアントのタイムゾーンファイルがある場所の例:
H:\Empower\Oracle\Oracle18c\oracore\zoneinfo
パーソナルワークステーションで Oracle クライアントのタイムゾーンファイルがある場所の例:
C:\Empower\Oracle\Oracle11gClient_4\oracore\zoneinfo
id16369, EMP2LIC, EMP2OPT, EMP2SW, EMP3GC, EMP3LIC, EMP3OPT, EMP3SW, EMPGC, EMPGPC, EMPLIC, EMPOWER2, EMPOWER3, EMPSW, message center, SUP