Empower 3 SR3 の［注入］および［チャンネル］の［ステータス］の解釈方法 - WKB59402

目的または目標

Empower 3 FR4 SR3 では、［プロジェクト］画面のクロマトグラフィーデータに関連する潜在的な問題にフラグを付ける機能が追加されました。以前は、データが［レビュー］に持ち込まれたときに、潜在的な問題は 1 つのメッセージでのみフラグ付けされていました。E3 FR4 SR3 以降のバージョンでは、この情報は［注入ステータス］フィールドおよび［チャンネルステータス］フィールドに表示されます。この情報はビューフィルタを使用して検索できるため、ユーザーは操作や調査が必要な可能性のあるデータを迅速に確認することができます。

環境

• Empower 3 FR4 SR3

手順

1. すべての注入は、「データファイルが作成されていません」のチャンネルステータスで、未完了のものとして開始されます。
   • 注入ステータスの正常進行 - ［未完了］ > ［完了］
   • チャンネルステータスの正常進行 - ［データファイルが作成されていません］ > ［データを取り込んでいます］ > ［取り込み完了］
2. プロット上のメッセージの明確化 - ［データの不一致］、［チェックサムの不良］、［データが不完全です］、［データファイルが見つかりません］、［プロジェクトディレクトリーが見つかりません］、［データファイル読み込み中に問題が発生しました］。
   • プロットのメッセージは、注入が完了した後に何か不具合が生じたために注入およびチャンネルのステータスに追加されます。
3. 完全な画像を理解するには、注入ステータス + チャンネルステータス + 解析コードを利用する必要があります。
4. （使用および処理できるように）［レビュー］でのこの種類のデータの検証は、特権によって管理されます。

追加情報

これらのステータスは、新しい種類のエラーや以前に表示されていない問題を示すものではありません。このプロセスでは、ユーザーが対応して調査できるように、これらの問題をより早くフラグ付けします。以前は、データが［レビュー］アプリケーションに持ち込まれた時にのみ、これらのエラーが反転表示されていました。

Injection and Channel Status Overview with Data Incomplete 1.5_External.pdf