Empower を使用する Agilent GC での「AgGC:Invalid Injection Volume」(AgGC:注入量が無効です)または「GC_backErrMessage」の後に「Instrument failure」(装置フェイル)エラーが続く - WKB79487
症状
HS が前面、ALS が背面に構成されている場合、HS の使用中に、サンプルセットの途中で、エラーメッセージ「GC_backErrMessage」の後に「Instrument failure」(装置フェイル)が続いて表示される
または
ALS が前面、HS が背面に構成されている場合、ALS の使用中に、サンプルセットの途中で、エラーメッセージ「Invalid Injection Volume, Requested 1 µL does not match loop volume of 1000 µL」(注入量が無効です。要求された 1 µL は 1000 µL のループ容量と一致しません)の後に装置がフェイルが続いて発生する
または
ALS が前面、HS が背面に構成されている場合、HS の使用中に、サンプルセットの途中で、エラーメッセージ「Invalid Injection Volume, 1000 μL is an invalid volume. Use 0.1, 0.2,…, 4.9, or 5 μL」(注入量が無効です。1000 μL は無効です。0.1、0.2、…、4.9、または 5 μL を使用してください)の後に装置がフェイルが続いて発生する
環境
- ICF 3.1 または 3.2
- Empower 3
- Agilent 7890 GC
- Agilent 6890 GC
- Agilent G1888 ヘッドスペース
- Agilent 7697 ヘッドスペース
原因
CRI-1009 として報告されています
すべての装置が同じプロセスで使用されているため、2 番目の装置の SetupMethod 呼び出しが、最初の装置の SetupMethod と ValidateInjectionVolume 呼び出しまたは SetInjectionInfo 呼び出しの間に入ってくると、2 つの装置が相互に干渉することがあります。
解決策
Agilent ICF 3.3 サポートレイヤーで修正されています
追加情報
id79487, 6890A/+GC, 6890N GC, 7890 GC, 7890 GCDET, 7890BGC, 7890ヘッドスペース サンプルセット, EMP2LIC, EMP2OPT, EMP2SW, EMP3GC, EMP3LIC, EMP3OPT, EMP3SW, EMPGC, EMPGPC, EMPLIC, EMPOWER2, EMPOWER3, EMPSW, headspace, HS7697B, sample set, SUP, アジレント