Empower 2 でJP s/n を計算する方法(システムスータビリティオプションあり) - WKB84379
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目的または目標
Empower 2でJP s/nを計算する(システムスータビリティオプションあり)
環境
- Empower 2
- システムスータビリティオプションあり
- ノイズはブランクサンプルではなく、S/N計算したいピークが検出されているサンプル上で指定
手順
- 解析メソッド「スータビリティ」タブで「スータビリティ結果を計算する」にチェック、「ボイドボリューム時間」を入力、薬局方の選択は「全て」
- 解析メソッド「スータビリティ」タブで「EP S/Nを計算」にチェック
- 解析メソッド「ノイズおよびドリフト」タブで「検出器ノイズとドリフトの計算」にチェック、開始時間、終了時間にノイズ計算範囲を入力
クロマトグラム上でピークがでていない範囲を指定します。
ピークの半値幅の20倍の範囲を自動で設定することはできないので、半値幅の20倍程度の範囲を設定します。
半値幅はスータビリティ設定の実施された解析メソッドで解析すると、「高さ50%の幅」という項目名で計算されます。 - 解析メソッドを保存
- 手順4で保存した解析メソッドで解析を実行
- EP S/Nが計算されるので、フィールドのタイトルをJP s/nに変更
■レビュー画面で変更する場合
EP S/Nの列のタイトルを右クリック「列のプロパティ」を選択、列のプロパティ画面の「フィールド名」を変更します。
■レポートのピークテーブルで変更する場合
テーブルのプロパティ「テーブル」タブでEP S/Nの列のタイトルをクリックし、黒く反転させた状態で「列のプロパティ」を選択、
列のプロパティ画面の「フィールド名」を変更します。
追加情報
EP S/Nの計算式は以下になります。
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