Empower 3 ShimadzuLC エラー「装置フェイルー実行の終了待ちは 1800.6 秒でタイムアウトしました。SPD-M20A からの返信がありません。」の対処方法 - WKB88886
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症状
- 分析時間を 10 分に設定すると、1200 秒でタイムアウト(10 分データ取得したあと、10 分経過してから装置フェイル)
- 分析時間を 20 分に設定すると、1800 秒でタイムアウト(20 分データ取得したあと、10 分経過してから装置フェイル)
- 分析時間を 30 分に設定すると、2400 秒でタイムアウト(30 分データ取得したあと、10 分経過してから装置フェイル)
環境
- Empower 3
- Nexera/Prominence/LC-2010 ドライバ バージョン 4.4
原因
1.装置メソッドの「LC 終了時間」がサンプルセットの分析時間よりも長いこと
2.プロジェクト、サンプルセットメソッド、装置メソッド、メソッドセットなどの不具合
3.Empower/PC 側ではなく、Shimadzu 装置側の通信ケーブルにノイズが残っていること
解決策
- 装置メソッド「ポンプ」タブの「LC 終了時間」を確認。
この時間を Empower のサンプルセットやシングル分析時の「分析時間」以下の時間にする。
- 手順 1 でも改善しない場合は、プロジェクト/サンプルセットメソッド/装置メソッド/メソッドセットを新規作成
- 手順 2 でも改善しない場合は、Empower の問題ではない可能性があるため、Shimadzu 窓口へ相談
追加情報
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