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Empower でカスタムフィールド値をレポートする - Tip 210

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目的または目標

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ヒント #210:Empower でカスタムフィールド値をレポートする

今回のヒントでは、カスタムフィールド値を正しく使用して、ピーク面積の差異率 (%) の計算値および複数の注入間の平均差異率 (%) の計算値をレポートする方法について説明します。

環境

  • Empower

手順

  1. カスタムフィールド 1 は、単純なサンプル間ピークフィールドです。3 つの注入すべてを使用してピークの平均面積を計算します。

    Figure_1.png
  2. カスタムフィールド 2 は、単純なピークフィールドです。平均面積を取り、単独のピークの面積を差し引き、次にこの差を平均面積で除算します。100 を乗算すると、面積の差異率 (%) が得られます。

    Figure_2.png
  3. カスタムフィールド 3 は、単純なサンプル間ピークフィールドです。カスタムフィールド 2 の平均値を計算します。

    Figure_3.png
  4. この例では、カスタムフィールド 1 および 2 は正しく計算されています。ただし、カスタムフィールド 3 では、計算された値は、3 回の注入すべての平均差異率を計算するのではなく、注入ごとに変化します。

    これは、ピーク 1 の注入 1 の計算された平均値が、単にカスタムフィールド 2 の値であることを意味します。ピーク 1 の注入 2 の計算された平均値は、最初の 2 回の注入のカスタムフィールド 2 の平均値です。最後に、ピーク 1 の注入 3 の計算された平均値は、3 回の注入すべての本当の平均値です。

    この本当の平均値は、3 回の注入すべてにわたってレポートする値です。ただし、(上記のステップ 3 で強調表示されている)カスタムフィールド 3 の計算は正しくありません。

    Figure_4.png
  5. 解決策は、カスタムフィールド 3 内でカスタムフィールド 2 の完全な計算式を含めることです。

    Figure_5.png
  6. 平均値は、必要に応じて 3 回の注入すべてにわたって同じようになりました。
    Figure_6.png

追加情報

今回のヒントについては、[プロフェッショナル]または[クイックスタート]インターフェースを使用できます。

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