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Waters Japan

異なるチャンネルにあるピーク間の分離度を計算する方法 - Tip 260

Article number: 226690To English version

目的または目標

これを行う方法は 2 つあります。今回のヒントでは最初の方法について説明します(2 つのチャンネルを 1 つのチャンネルにコンバインしてから、2 つのピークの間の分離度を計算します。UV、蛍光、質量分析計など、作業するデータの種類は問いません)。この例では、QDa 質量検出器からの SIR チャンネルを使用しています。

 

環境

  • Empower
  • 今週の Empower Tip #260

手順

ステップ 1
2 つのデータチャンネルの積み重ねプロットがあり、それぞれに異なる保持時間で溶出するピークがあります。この例では、2 つのチャンネルを合併してから、ピーク間の分離度を計算できます(図 1)。
Figure_1.png

ステップ 2:
データの収集および解析に使用したメソッドセットを開きます(図 2)。
Figure_2.png

ステップ 3
[生成チャンネル]を右クリックし、新しい生成チャンネルを選択し、[一番目のチャンネル(のみ)]タブでドロップダウンリストから最初のチャンネルを選択します(図 3)。
Figure_3.png

ステップ 4
[二番目のチャンネル]タブで、[演算子]ドロップダウンリストから[+]を選択します。ドロップダウンリストから 2 番目のチャンネルを選択します。[次のラベルの注入から]ボックスにチェックを入れ、注入にラベルを入力します(図 4)。
Figure_4.png

ステップ 5
[OK]をクリックし、生成チャンネルに名前を付けます。これで、元の 2 つのチャンネルとともにチャンネルテーブルに表示されます(図 5)。
Figure_5.png

ステップ 6
メソッドセットを適用します。コンバインされたクロマトグラムが表示されます(図 6)。
Figure_6.png

ステップ 7
2 つのピーク間分離度が計算されるようになりました(図 7)。
Figure_7.png

追加情報

最後の注記:これは、Pro または QuickStart インターフェースで実行できます。

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