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Empower の溶出試験オプション:サンプルセットメソッドを使用して溶出試験のサンプルセットメソッドを作成する - Tip 342

Article number: 269517To English version

目的または目標

ウィザードを使用して[溶出試験(バス A)]を選択し、[溶出試験]オプション付きサンプルセットメソッドを作成する。

環境

  • Empower
  • 今週の Empower Tip #342

手順

ステップ 1
[サンプルセットメソッドウィザード]を起動するとき、[サンプルセットメソッドの種類の選択]画面で、[LC]および[溶出試験(バス A)]オプションを選択します。Alliance 2690D または Alliance 2695D をオートサンプラーとして使用している場合は、[2690D/2695D 使用]を選択します。[次へ]をクリックします(図 1)。
Figure_1.png

ステップ 2
[バス A:セットアップ]画面に入ると、このバスで使用するベッセルの範囲を指定します(例えば、6 つのベッセルがある場合は、1 ~ 6 を指定します)。溶出試験の試験液に説明的な名前を付けます(「Dilute HCL」など)。各ベッセル内の試験液の初期容量を mL 単位で指定します。[次へ]をクリックします(図 2)。
Figure_2.png

ステップ 3
[バス A:トランスファー]画面で、各トランスファーで抜かれる容量を mL 単位で入力します。各トランスファーで補充される試験液の容量を mL 単位で入力します。(消費容量)。この例では、試験液を補充しません。[次へ]をクリックします(図 3)。
Figure_3.png

ステップ 4
[バス A:サンプル]画面で、最初のバイアルの位置を入力します。これは、試験中の最初の時点における、最初のベッセルの最初の溶出試験サンプルのバイアル位置です。これらの溶出試験サンプルの前に、注入した可能性のある標準試料用のバイアル位置を必ず割り当ててください。[溶出試験トランスファー時間]テーブルで、サンプルをトランスファーする時間を指定します。この時間は分単位であり、トランスファーが自動的に行われるかどうかにかかわらず、サンプルがトランスファーされる実際の時間と一致する必要があります。溶出試験の終了時間を分単位で入力します。インフィニティ試験を実行する場合は、[インフィニティ試験を行いますか?]チェックボックスを選択して、インフィニティ試験の時間を分単位で指定します。[次へ]をクリックします(図 4)。
Figure_4.png

ステップ 5
[バス A:成分]画面で、使用するメソッドセットを選択します。このメソッドセットでは、装置メソッドと解析メソッド(成分名付き)の両方が定義されている必要があります。使用する溶出試験の最終レポートメソッドを選択します。次に、下の表で、上記で選択したメソッドセットで定義されている解析メソッドの成分名と一致する[溶出試験成分名]を指定します。定義されている各成分について、試験している製品のラベル表示としての[溶出試験表示量]を入力します。定義されている各成分について、[溶出試験 Q ファクター時間]を指定します。定義されている各成分について、[溶出試験 Q ファクター %]を記入します。Q ファクターの情報については、Empower のオンラインヘルプを参照してください。[次へ]をクリックします(図 5)。
Figure_5.png

ステップ 6
[バス A:操作]画面で、バスの温度を ℃ 単位で指定します。パドルの回転スピードを RPM 単位で入力します。[次へ]をクリックします(図 6)。
Figure_6.png

ステップ 7
[バス A:サンプル情報]画面で、未知試料のバイアル数、各バイアルごとの注入数、注入量、分析時間を入力します。[次へ]をクリックします(図 7)。
Figure_7.png

ステップ 8
[サンプルセットメソッドウィザード]の残りの画面をすべて完了したら、完了したサンプルセットメソッドを保存して使用できます。(図 8 に例を示します)。
Figure_8.png

ステップ 9
[編集 > 溶出試験]を選択して、選択した溶出試験パラメータを編集できます。編集するタブを選択します(図 9)。
Figure_9.png

追加情報

これは、Pro または QuickStart インターフェースで実行できます。