結果にリンクされた情報をレビューする方法 - Tip 6
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目的または目標
結果がどのように生成されたかについての説明が要求されることがあります。以下のように質問されることが想定されます。
- データを取り込むためにどのような装置パラメータを使用しましたか?
- どのカラムを使用しましたか?
- 結果を生成したのは誰ですか?
- 定量結果の生成に、どのような解析メソッドおよび/または検量線を使用しましたか?
- 結果は電子的に承認されましたか?
- この結果に対して、どのようなオーディット記録がありますか?
環境
- Empower
手順
ヒント。:このタスクを完了するには、ビデオ「結果にリンクされた情報のレビュー」を参照してください。
- (以前の方法に関する記事で紹介した)[指定のビューで表示]機能と[ビューフィルタ]を組み合わせれば、簡単かつ迅速に情報にアクセスできます。結果を右クリックして[指定のビューで表示]を選択すると、Empower ソフトウェアが構築する関係が表示されます。これらの関係を使用して、上記にリストされた質問に答えてみましょう。
- [装置メソッド]を選択すると、Empower ソフトウェアによって[メソッド]タブに移動し、[装置メソッド]が表示されます。これには、データ取り込みに使用する装置パラメータが含まれています。[ビューフィルタ 編集]を使用して、メソッドの詳細という[ビューフィルタ]を作成し、これを適用することでメソッドリビジョンとメソッド ID 番号が表示されます。これにより、たとえその日付以降にメソッドが変更されるとしても、ビューはその時点で使用されていたメソッドの同一のバージョンであることが保証されます。
- 図 1 の結果テーブルをよく見ると、eCord 名と eCord シリアル番号が表示されています。([ビューフィルタ 編集]を使用して、これらのフィールドをテーブルに追加します。)ACQUITY UPLC と eCord カラムを使用する場合、これらの情報フィールドにはユーザーの介入なしに自動的に入力されます。非 eCord カラムを使用する場合、Empower には既定のカスタムフィールドがあり、この情報を記録するために使用できます。
- [分析者]および[解析者]フィールドが含まれるようにビューフィルタを作成すると、誰がデータを取り込んだか、誰がデータを解析したかを簡単に確認できます。
- 結果を右クリックして、[解析メソッドで表示]を選択すると、Empower CDS ソフトウェアによって[メソッド]タブに移動し、メソッドリビジョン、メソッド ID および解析メソッドが表示されます。
- [検量線]を選択すると、ソフトウェアによって[検量線]タブに移動し、[検量線]とその ID が表示されます。
- [承認の数]を含めるようにビューフィルタを作成すると、[結果]が承認されているかどうかをすぐに確認できます。
また、結果を右クリックして[承認]を選択すると、Empower によって[承認]タブに移動し、追加情報を確認できます。
- [オーディット記録]を選択すると、Empower によって[オーディットトレイル]タブに移動し、そこでこの結果のオーディット記録が表示されます。
[指定のビューで表示]機能とビューフィルタを組み合わせて使用すると、必要な情報に簡単かつ迅速にアクセスできます。
追加情報
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