Empower ソフトウェアで ACQUITY QDa MS データを処理する方法(パート 4) - Tip 104
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目的または目標
Get Empowered! へようこそお戻りになりました。Empower クロマトグラフィーデータソフトウェアに関する前回の Empower 今週のヒント記事で、[質量分析]画面のさまざまなスペクトルビューについて学習しました(ヒント #103)。
Empower で ACQUITY QDa MS データを使って作業する:
- #100:クロマトグラムのピークの基本質量と質量スペクトルを表示する方法
- #101:2D ACQUITY QDa MS データの処理方法
- #103:[質量分析]画面でさまざまなスペクトルビューを表示する
今週は、[質量分析]画面でクロマトグラムおよびスペクトルを抽出する方法を学習します(パート 4)。
[レビュー]のメイン画面での作業に既に慣れている方は、3D データからクロマトグラムおよびスペクトルを抽出する方法をご存知のはずです。[質量分析]画面に入ったら、[レビュー]のメイン画面に戻らる必要なしで、同じことをできます。
それでは始めましょう。
環境
- Empower
手順
- スペクトルを右クリックすると、クロマトグラムをその特定の質量(この場合は 342.05)で抽出できます(図 1)。
- 抽出されたクロマトグラムは、下部のプロットに「342.05 での手動 XIC」として表示されます(図 2)。
- クロマトグラムを右クリックすると、その特定の時点(この場合は 1.210 分)でスペクトルを抽出できます(図 3)。
- 抽出されたスペクトルは「手動 - 1.210」としてスペクトルビューに表示されます(図 4)。
- 画面の下部にいくつかのドロップダウンリストがあり、これによって、メイン[レビュー]画面と同じように 3D PDA または QDa データからいくつかのチャンネルを抽出できます。たとえば、3D PDA データからシングル波長クロマトグラム(この場合は 310 nm)を抽出できます。クロマトグラムは下部プロットに「手動 - XIC - PDA スペクトル:310.0 nm」と表示されます(図 5)。
簡単ですね!
追加情報
最後の注記:
- この手順は、クイックスタートまたはプロフェッショナルインターフェイスを使用して実行できます。
- ACQUITY QDa 質量検出器は Alliance HPLC システムと適合性があります。
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