TargetLynx ブラウザーに結果が表示されない - WKB1568
Article number: 1568To English version
症状
- サマリーバーにはサンプル名のみが表示され、その他の結果は表示されません
- サンプルリストから開くと、クロマトグラム画面にデータが表示されます
- TargetLynx がハングアップする(応答しない)場合がある
環境
- MassLynx 4.1
- MassLynx 4.2
- TargetLynx 4.1
- TargetLynx XS
原因
MS メソッドにリストされているトランジション値 (m/z) が、TargetLynx メソッドのものとは異なっています。
解決策
TargetLynx メソッドを変更して、MS メソッドのトランジションと正確に一致させます。
TargetLynx ブラウザーで:
- [View] > [Experimental Record]を選択するか
をクリックして、実験記録を開きます。
- [Edit] > [Method]を選択して、TargetLynx メソッドを表示します。
- [User Defined Properties]ページのQuantification TraceをExperimental Recordのトランジション値と比較します。値が異なる場合は、Experimental Recordと一致するように TargetLynx メソッドを変更します。
注:TargetLynx メソッドをブラウザー内から変更してそのブラウザー内で再解析すると、その変更はそのデータセット専用に保存されます。
TargetLynx メソッドを変更するには:
- TargetLynx ブラウザーを閉じます。
- メイン TargetLynx ページで、[Edit]をクリックします。
- Experimental Recordを一致させるために、[User Defined Properties]ページのQuantification Traceを編集します。
- [File] > [Save As]を選択します。
注:ピーク詳細を TargetLynx メソッドに自動入力するには:
1. 対象の化合物が含まれている MRM または MS クロマトグラムを開きます。
2. TargetLynx メソッドエディターで、化合物を選択します。
3. [Quantification Trace]ボックスをクリックします。
4. クロマトグラム画面で右クリックして、対象のピークにわたってドラッグします。
5. MRM の詳細とピーク保持時間が、自動的に TargetLynx メソッドに入力されます。
追加情報
内部標準のトランジションが正しくない場合、TargetLynx はハングアップします。
注:問題が解決されない場合は、上記の手法を使用して新しい TargetLynx メソッドを最初から作成します。
id1568, chromatogram, MLYNX, MLYNXV41, retention time, SUPMM, TARLYNX41, リテンションタイム