MassLynx で 3D PDA データから 2D チャンネルを抽出できない - WKB1767
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症状
- TargetLynx を使用して PDA クロマトグラムから波長を抽出する
- TargetLynx は単一の波長を認識せず、直線のトレースが返される
- 定量トレースとして TIC(フルスキャン 3D データ)を使用する場合は抽出できる
環境
- MassLynx
- TargetLynx
- PDA
原因
TargetLynx メソッドの既定の[Chromatogram Mass Window](クロマトグラム質量ウィンドウ)設定である 0.02 は、検出器の分解能が 1.2 nm のみである PDA データには狭すぎます。
解決策
- TargetLynx メソッドで、[Compound Properties](化合物のプロパティ)で以下の変更を行います。
- [Use absolute mass window?](絶対質量ウィンドウを使用しますか?)を[YES](はい)に設定します
- [Chromatogram mass window (Da)](クロマトグラム質量ウィンドウ (Da)) = 1.0
追加情報
id1767, MLYNX, MLYNXV41, SUPMM, TARLYNX41