PDA データを解析するとき、TargetLynx に結果が表示されない - WKB231570
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症状
- PDA データを解析するとき、TargetLynx に結果が表示されない
- クロマトグラム、検量線、波形解析の結果がない
- TargetLynx には、サンプル情報(サンプル名、サンプル ID、サンプルテキスト、サンプルの種類など)のみが表示される
- .raw データファイルで、PDA 機能に対して Acquisition Function Number(取り込み機能番号)が正しく設定されている
- TargetLynx メソッドで Use Absolute Mass Window(絶対質量ウィンドウを使用しますか)が YES(はい)に設定されている
- TargetLynx メソッドで Chromatogram Mass Window(クロマトグラム質量ウィンドウ)(Da) が 0.02 に設定されている
環境
- MassLynx
- TargetLynx
原因
Chromatogram Mass Window(クロマトグラム質量ウィンドウ)(Da) が PDA データに対して狭すぎます。
解決策
- Chromatogram Mass Window(クロマトグラム質量ウィンドウ)(Da) を 1.0 に変更します。
- メソッドを保存します。
- サンプルリストを再解析します。
追加情報
Use Absolute Mass Window(絶対質量ウィンドウを使用しますか)と Chromatogram Mass Window(クロマトグラム質量ウィンドウ)(Da) の 2 つの設定は、フルスキャン MS、Tof-MS、フルスキャン UV、または PDA データ用です。これにより、設定した m/z または波長について、フルスキャンデータから抽出するトレースの幅が TargetLynx に指示されます。既定の 0.02 は MS データには適していますが、UV データには狭すぎます。フルスキャン UV または PDA データでは 1.0 の値を使用する必要があります。
id231570, calibration, MLYNX, MLYNXV41, SUPMM, TARLYNX41, キャリブレーション, 較正