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検量線を使用せずに、TargetLynx で内部標準試料の濃度から濃度を計算する方法 - WKB234165

Article number: 234165To English version

目的または目標

検量線を使用せずに、分析種の内部標準試料から分析種の濃度を計算する。

環境

  • MassLynx
  • QuanLynx
  • TargetLynx

手順

  1. TargetLynx メソッドで内部標準試料の成分を作成します。
  2. TargetLynx メソッドの[Calibration Properties](キャリブレーションのプロパティ)ページで、以下の 2 つの方法のいずれかで内部標準試料の濃度を指定します。
    • [Concentration of Standard: Level](標準試料の濃度:レベル)を[Fixed](固定)に設定し、標準試料の濃度を内部標準試料の濃度に指定します。
    • サンプルリストで、[Concentration of Standard: Level](標準試料の濃度:レベル)を[Conc X](濃度 X)列に設定します。この列で内部標準試料の濃度を指定します。
  3. TargetLynx メソッドで分析種の成分を作成します。
  4. [Compound Properties](化合物のプロパティ)ページで、[Response Type](レスポンスの種類)を[Internal (relative - use internal standard)](内部(相対 - 内部標準試料を使用))に設定します。
  5. 成分リストから[Internal Standard 1](内部標準試料 1)を適切な内部標準試料に設定します。
  6. [Calibration Properties](キャリブレーションのプロパティ)のページで、[Polynomial Type](多項式の種類)パラメーターを[Manual RF](手動 RF)に選択します。
  7. [Calibration Properties](キャリブレーションのプロパティ)ページで、[User RF Value](ユーザー RF 値)を 1.0 に設定します。
  8. メソッドを保存します。

追加情報

[Response Type](レスポンスの種類) = [Internal (relative - use internal standard)](内部(相対 - 内部標準試料を使用))を使用する場合のレスポンスの計算は:

レスポンス = (分析種の面積/面積 IS) × 濃度 IS

レスポンスファクター (RF) 1.0 を使用すると、このレスポンス値は濃度値に直接変換されます。

 

id234165, MLYNX, MLYNXV41, SUPMM, TARLYNX41, 較正