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IntelliStart で使用する新しいレファレンスファイルを作成する方法 - WKB49211

Article number: 49211To English version

目的または目標

IntelliStart 内で使用する新しいキャリブレーションレファレンスファイルを作成する。

環境

  • MassLynx
  • SYNAPT G2-Si
  • IntelliStart

手順

  1. MassLynx を閉じた状態で、C:\MassLynx\Ref を開き、レファレンスファイルをコピーするか、新しいレファレンスファイルを作成します。
  2. 新しいレファレンスファイルを最初から作成する場合、または以前のインストールからの既存のレファレンスファイルを使用する場合は、レイアウト/構文が現在のインストールのレファレンスファイル例と一致していることを確認します(下記の「追加情報」を参照)。
  3. レファレンスファイルを保存したら、C:\MassLynx\Intellistart\Configuration\ReferenceFile.xml を参照します。
  4. バックアップとしてこの XML ファイルをコピーしてから、右クリックしてメモ帳で開きます。
  5. <ReferenceFiles> と </ReferenceFiles> 行の間に、新しいエントリーを挿入します(下記の例を参照)。ReferenceFile_xml.JPG
  6. 形式が既存のエントリーと一致していることを確認します。(フルパスを指定する必要があり、大文字と小文字が区別されることに注意してください。)
  7. 編集が完了したら、ファイルを保存します。
  8. メモ帳を終了します。
  9. MassLynx を開き、IntelliStart によって新しいファイルが表示されることを確認します。

追加情報

レファレンスファイルのレイアウトに関していくつかの重要な注記を以下に示します。 

a - セミコロンで始まる行は、レファレンス質量として読み取られません。

b - MSMS でレファレンスファイルを使用する場合、;Parent=xxx.xxxx の行は親質量を指定します。

c - ;CE=xx の行は、IntelliStart がレファレンスファイルで使用する既定のコリジョンエネルギーを指定します。フラグメンテーションが必要な場合は、これを適切な値に設定する必要があります。

d - すべてのレファレンスファイルの右側には、最も強度が高いレファレンスピーク(100 のラベル付き)と比較した場合の各レファレンスピークの相対強度 (%) を示す 2 番目の値があります。

 Layout.PNG

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