Progenesis QI for Proteomics バージョン 3 MSe の解析がハングアップする - WKB55784
Article number: 55784To English version
症状
- MSe、HD-MSe、または SONAR データ解析がハングアップする Progenesis QI for Proteomics バージョン 3
- コンピューターのすべての RAM が使用されているため、コンピューターの応答が遅く、応答しない
- Windows の[Task Manager](タスクマネージャー)を開き、[Process](プロセス)タブに移動し、RAM の使用状況で並べ替えると、peptide3D.exe というプロセスにより使用可能な RAM がほとんどすべて使用されています。
環境
- Progenesis QI for Proteomics バージョン 3
注 - これはバージョン 3 に固有であり、バージョン 4 以降で修正されています
原因
MSe 解析中に peptide3D.exe で使用される既定の低エネルギーから高エネルギーまでのピーク一致設定は、特に正しく最適化されていないために Apex3D しきい値が低すぎる場合に、peptide3D に多くの RAM が必要であることを意味します。その結果、64 GB の RAM を搭載した PC であっても、一部のデータセットで苦労することがあります。これらの設定は Progenesis QI for Proteomics 内から設定できませんが、コマンドファイルを使用して変更できます。
解決策
- 添付ファイル peptide3D_params.txt を C:\Program Files (x86)\Nonlinear Dynamics\Progenesis QI for proteomics\Plugins\WatersRawFolderReader\Processing\ を保存します
- 解析中のデータの Apex3D しきい値を最適化して(WKB1232 を参照)、データを再解析します。
追加情報
id55784, ソナー