イオン移動度データを Progenesis QI にインポートできない - WKB58911
症状
- イオン移動度データを Progenesis QI にインポートできない
- 同じ装置からの MS データは Progenesis QI にインポートできる
環境
- SYNAPT G2-Si
- MassLynx 4.2 SCN 983
- Progenesis QI
原因
この問題は、IMS 取り込みメソッドで選択したオプションに起因します。
MassLynx メソッドエディターの Mobility タブで"Add Drift Time Function"オプションを選択すると、モビリティデータを、折りたたんだ保持時間データとして Raw ファイル内の別のファンクションに保存します。つまり、IMS データを含む function_1.cdt ファイルが作成されますが、同じデータを function_2.dat という RT/mz ファイルとしても保存します。このオプションはインフュージョンデータ専用 であり、LCMS や UPC2MS を使用して作成されたデータ用ではありません。
Driftscope と MassLynx の両方を同時に見ると、問題はより明確になります。Drifscope ウィンドウでは、ファンクション 1 のみが開いており、ファンクション 1 の .dat(MS クロマトグラム)および .cdt(IMS)データの両方が表示されます。MassLynx ウィンドウでは、ファンクション 1 .dat ファイルおよびファンクション 2 .dat ファイルが開いています。これは、MassLynx のファンクション 2 .dat クロマトグラム(下部のトレース)は、MassLynx がドリフトビンを保持時間として扱うことを除き、Driftscope のファンクション 1 .cdt(モビリティ)ファンクション(下部のトレース)と同一であることを示しています。

解決策
- [Add Drift Time Function]の選択を解除して、IMS メソッドを変更します。
- 変更されたメソッドを保存します。
- 変更されたメソッドを使用してデータを再度取り込みます。
- Progenesis QI に新しいデータをインポートします。
追加情報
id58911, chromatogram, MALDIG2SI, MLYNX, MLYNXV41, retention time, SCN983, SUPMM, SYNG2SIHD, UPC2BSM, UPC2CMA, UPC2CNVMGR, UPC2SMFL, リテンションタイム