メインコンテンツまでスキップ
Waters Japan

TargetLynx でピークのアシメトリーと効率を決定する方法 - WKB71002

Article number: 71002To English version

目的または目標

TargetLynx でピークのアシメトリーと効率を決定する

環境

  • TargetLynx
  • MassLynx

手順

  1. TargetLynx ファイルを開き、テーブル上を右クリックし、change column order(列の順序の変更)を選択します。テーブルの構築方法の概要を説明します。
    TL1.gif
  2. 左側から、Peak Asymmetry(ピークのアシンメトリー)を選択します。add(追加)をクリックしてこれを右側に移動できます。ピークのアシンメトリーは、テール幅 (b)/フロント幅 (a) として定義されています。
    これは代わりに、式 T=(a+b)/2a を使用してテーリングファクターとして計算できます。Formula 1(式 1)を右側に移動し、ダブルクリックし、Formula(式)をクリックします。式は(テーリング幅+フロント幅)/(2*フロント幅)に設定する必要があります。
    注:米国薬局方では、高さ 10% の位置でのピーク幅を測定する必要があると明記されているため、TargetLynx メソッドでは、Peak asymmetry(ピークのアシンメトリー)で、Measure At Height (%)(高さ (%) で測定)の値を 10 設定します。その後、a と b の値は高さ 10% の位置で計算されます。
  3. TL2.gif
    TL3.gif
  4. 効率については同じことをします。2 番目の式を追加します:5.54 *(既知ピーク RT * 60/ピーク幅)*(既知ピーク RT * 60/ピーク幅)。
    これらの式の列は、例えば「plate-count」(理論段数)に名前を変更することができます。

    MassLynx にはクロマトグラフピーク分離度を計算するオプションはありません。

追加情報

 

id71002, MLYNX, MLYNXV41, SUPMM, TARLYNX41

  • この記事は役に立ちましたか?