MassLynx で BPI クロマトグラムにゼロ以下の値が表示されない - WKB8391
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症状
- BPI として表示される PDA/DAD クロマトグラムデータに負の値が表示されない
- BPI トレース: TICトレース:
環境
- MassLynx
- フォトダイオードアレイ検出器(PDA/DAD)
- ベースピーク強度 (BPI) クロマトグラム表示
原因
MassLynx は BPI データを符号なしの整数として保存します。負の値を保存または表示できません。
選択した波長の表示は影響を受けません。
解決策
解決策はない
クロマトグラムにゼロベースライン以下にドリフトするピークがある場合は、BPI を使用しないでください。選択した波長の表示は影響を受けません。
追加情報
MassLynx は、BPI の符号付きデータに対応するために変更されません。
MS データは負の数値になることはないため、この問題の影響を受けません。
回避策:
DAD の開始ベースラインをより高い吸光度として設定するか、分析メソッドを開発して移動相(通常は B)の吸光度を低減します。
検出器で可能な場合は、吸光度オフセットを設定するか、分析中のあるポイントでベースラインをリセットします(古い検出器のみで実行可能)。
id8391, baseline, chromatogram, MLYNX, MLYNXV41, SUPMM