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Waters Japan

Inlet methodにモジュールが何も表示されない - WKB86169

Article number: 86169To English version

症状

  • PC、LCの再起動をしても改善しない
  • Inlet methodのLCメニューからReset communicationを選択しても改善しない
  • MS Console画面でリセットを実施しても改善しない

環境

  • MassLynx

原因

通信フェイル

解決策

まずは、物理的にLANケーブルがきちんと挿入されいるか?などを御確認ください。

LANケーブルに問題がない場合、以下の作業を順番に実施します。

<StopAcquityProcess>

  1. MassLynxソフトウェアを閉じます。
  2. C:\Program Files (x86)\Waters Instruments\Bin にあります、「StopAcquityProcess.cmd」をダブルクリックします。
  3. MassLynxを起動し、症状が改善するか?を御確認ください。


<デバイスの登録しなおし>

  1. MassLynxを起動します。
  2. Inlet Methodの Tools-Instrument Configration を選択します。
  3. Configureボタンをクリックし、ポンプ=None、Autosampler=Noneなど、すべてのデバイスをNoneにします。

   (Noneを選択する前に、どのデバイスが元々選択されていたか?をメモしてください)

  1. Inlet Methodを一旦、閉じて、再度、起動させます。
  2. Inlet Methodの Tools-Instrument Configration を選択し、QSM、SM-FTNなど、登録します。

症状が改善したか?を御確認ください。

 

<InletKernel>

  1. MassLynxソフトウェアを閉じます。
  2. TaskManagerを起動します。
  3. InletKernelをクリックし、プロセスを終了させます。
  4. MassLynxを起動し、症状が改善するか?を御確認ください。

 


<PCとLCに通信確認>

  1. MassLynxソフトウェアを閉じます。
  2. Start メニューから Runを選択し、 cmdと入力します。
  3. ping (スペース) 192.168.0.1 (スペース) -t と入力し、Enterキーを押します。

192.168.0.1は、PC本体ですので、これで通信できなければ、ネットワークカードがダメになっている可能性あります。

  1. ping (スペース) 192.168.0.2 (スペース) -t と入力し、Enterキーを押します。

192.168.0.2は、ポンプですので、これで通信できれば、次の DHCPサーバーへデバイスを再登録 の作業をお願いします。

 


<DHCPサーバーへデバイスを再登録>
MassLynxを閉じます。

  1. C:/programs files X86/waters instruments/settings フォルダーを開きます。
  2. Settings フォルダーにある acquitysettings.xml を削除します。
  3. Waters DHCP サーバーの設定を消去します。
  4. LCの電源を入れなおします。
  5. Waters DHCP サーバーの設定画面に装置が再び入力されていることを確認します。
  6. MassLynxを起動し、症状が改善するか?を御確認ください。

追加情報

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