NuGenesis LMS のドキュメント、セクションまたはセクション添付のサイズに制限はありますか? - WKB116870
環境
- NuGenesis 9 LMS
- NuGenesis 8 LMS
回答
ドキュメントまたはセクションのサイズに、LMS によって課される技術的制限はありません。ドキュメントごとのセクション数にも、各セクションの内容のサイズ(バイト単位)にも、既知の制限はありません。
LMS でのセクション添付の保存には、実際的な制限があります。大きなファイル(250 MB を超える)をセクション添付として保存しようとすると、LMS クライアントでメモリ不足状態が発生することがよくあります。このエラーを解決するには通常、LMS クライアントソフトウェアを再起動する必要があり、これにより、ユーザーは LMS に保存されていないデータを失う可能性があります。そのため、NuGenesis LMS では、大きなファイルをセクション添付としてアップロードすることは推奨されません。この問題については CRI-1388 が報告されました。NuGenesis 9.1 以降のバージョンでは、LMS にセクション添付用の新しいオプションがあります:[SDMS アップロード]。このオプションは、LMS データベーステーブルではなく、事前に定義した SDMS プロジェクトにファイルをアップロードします。このオプションは、LMS で大きなファイルを添付する場合に推奨されます。
NuGenesis バージョン 8.0 ~ 9.0.2 では、添付ファイルのアップロードが 10 MB を超える場合、クライアントに警告メッセージが表示されますが、ユーザーは[OK]をクリックしてメッセージを無視することができ、これによりメモリー不足エラーが発生する可能性があります。NuGenesis 9.1 では、セクション添付のサイズに制限を設定できるようになりました。この制限は LMS システム設定で定義され、10 ~ 50 MB の範囲内の任意の値に設定できます。ユーザーが制限より大きなファイルをアップロードしようとすると、アップロードはブロックされます。NuGenesis LMS でそのファイルを NuGenesis SDMS にアップロードするようにオプションが設定されている場合、ユーザーにはそのようなオプションが表示されます。その場合、ファイルは、セクション添付 GUID、ドキュメント ID およびセクションタイトルとともに、SDMS のプロジェクト「LMS_Attachments」にアップロードされます。その SDMS プロジェクトの名前は「LMS_Attachments」にハードコードされて、変更できません。
追加情報
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