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Waters Japan

NuGenesis Web サーバーに HTTP X-Content-Type-Options ヘッダーを追加する方法 - WKB203902

Article number: 203902To English version

目的または目標

Microsoft IIS の Web サイト/アプリケーションに、「X-Content-Type-Options」HTTP 応答ヘッダーを追加する。

環境

  • Windows Server 2019/2016/2012
  • IIS には、HTTPS の有効なバインドがある 1 つまたは複数の Web サイトがある
  • NuGenesis 9
  • NuGenesis 8

 

手順

  1. Web サーバーで[IIS マネージャー]を開きます
  2. ローカルサーバーに接続します
  3. [サイト]ツリーを展開し、「追加情報」セクションのリストでいずれかのサイトを選択します
    • 古い WebVision アプリおよび Audit Trail Viewer アプリを使用する場合は、このヘッダーを Default Web Site に追加しないでください
  4. [HTTP 応答コード]をダブルクリックします
  5. [追加]をクリックします。
  6. ヘッダー名に次を指定します:
    • X-Content-Type-Options
  7. ヘッダー値に次を指定します:
    • nosniff
  8. [OK]をクリックします
  9. Web サーバーを再起動します

追加情報

このヘッダーは、以下のサイト/アプリケーションに追加する必要があります:

  • NuGenesis:
    • SampleShare (v8.0+)
    • SampleShareService (v8.0+)
    • WATERSLMS (v8.0+)
    • AuditTrailClientApp (v9.1+)
    • AuditTrailWebServer (v9.1+)
    • SdmsIdentity (v9.3+)
    • SdmsProjects (v9.3+)
    • SdmsProjectServers (v9.3+)
    • SdmsSdkGateway (v9.3+)
    • SdmsUserPreferences (v9.3+)
    • SdmsVision (v9.3+)

[Default Web Site]でこのヘッダーを設定すると、古い SDMS WebVision、古いオーディットトレイル、およびヘルプデスク Web アプリが破損します。このヘッダーを HTTP 応答で設定すると、適合する Web ブラウザーは、応答に含まれているデータの種類を「嗅ぎつけ」ないか、推測しないように指示されます。Web ブラウザーは HTTP Content-Type ヘッダーに従う必要があります。

サーバーからの HTTP 応答にヘッダーが存在するかどうかを判断するためのガイダンスについては、記事 202467 を参照してください。

X-Content-Type-Options - HTTP | MDN (mozilla.org)

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