NuGenesis:ウィルス対策ソフトウェアにおいて、除外を推奨する項目は何ですか? - WKB5106
目的または目標
ウィルス対策ソフトウェアから除外する必要があるファイルおよびフォルダーを決定する。
環境
- NuGenesis 8 SDMS
- NuGenesis 8 LMS
- NuGenesis 9 SDMS
- NuGenesis 9 LMS
手順
最低限、NuGenesis が一時ファイルおよびログファイルに使用するフォルダーをリアルタイムスキャンをから除外にします。
NuGenesis 8
- クライアントプログラム
- SDMS アプリケーションの一時フォルダー
- HKLM\Software\Wow6432Node\NuGenesis Technologies Corp.\NuGenesis\8.0\Preview\TempFolder レジストリーで定義されています
- デフォルトパス:ドライブ:\Program Files (x86)\NuGenesis 8.0\Temp
- 多くの場合は、%TEMP% に設定されており、ログインしているユーザーのプロフィールの Temp フォルダーに展開されます。
- SDMS TE_TEMP パス:ドライブ:\Program Files (x86)\NuGenesis 8.0\TE_TEMP
- NuGenesis RPC サービスユーザーの %TEMP%
- ドライブ:\Program Files (x86)\Waters\NuGenesis LMS\
- これは、SDMS プロジェクトブラウザーが LMS インストールフォルダー内に「\download1」フォルダーを作成するためです。
- C:\Windows\system32\spool\printers
- 印刷ジョブの処理時に NuGenesis UNIFY プリンタによって使用される
- SDMS アプリケーションの一時フォルダー
- アプリサーバープログラム
- ドライブ:\Program Files (x86)\NuGenesis 8.0\Application Server
- ドライブ:\Program Files (x86)\NuGenesis 8.0\TE_TEMP
- NuGenesis RPC サービスユーザーの %TEMP%
- C:\Windows\NG80*
- 例:C:\Windows\NG80AAStatus、C:\Windows\NG80AAConfig。NuGenesis SCC モジュールで使用されます。
- C:\temp\WATERSLMS\WLMSServer
- LMS Web サーバーによって使用される一時フォルダー
- ドライブ:\WatersLMSServer\Jboss-6.0.0.Final\server\eln\temp
- データベースサーバープログラム
- ドライブ:\oracle\product
- C:\Program Files\Oracle\Inventory
- (設定可能)Datafiles、Control Files、Redo Logs(上記の親フォルダーでの既定の場所を使用していない場合) - ドライブ:\oracle\product\11.2.0\OraData
- (設定可能)高速リカバリーエリア - 通常はドライブ:\ORA_BKP
NuGenesis 9
- クライアントプログラム
- SDMS アプリケーションの一時フォルダー
- HKLM\Software\Wow6432Node\NuGenesis Technologies Corp.\NuGenesis\Preview\TempFolder レジストリーで定義されています
- デフォルトパス:ドライブ:\Program Files (x86)\Waters\NGSDMS\Temp
- 多くの場合は、%TEMP% に設定されており、ログインしているユーザーのプロフィールの Temp フォルダーに展開されます。
- SDMS TE_TEMP パス:ドライブ:\Program Files (x86)\Waters\NGSDMS\TE_TEMP
- NuGenesis RPC サービスユーザーの %TEMP%
- ドライブ:\Program Files (x86)\Waters\NuGenesis LMS\
- これは、SDMS プロジェクトブラウザーが LMS インストールフォルダー内に「\download1」フォルダーを作成するためです。
- C:\Windows\system32\spool\printers
- 印刷ジョブの処理時に NuGenesis UNIFY プリンタによって使用される
- SDMS アプリケーションの一時フォルダー
- アプリサーバープログラム
- ドライブ:\Program Files (x86)\Waters\NGSDMS\Application Server
- ドライブ:\Program Files (x86)\Waters\NGSDMS\TE_TEMP
- NuGenesis RPC サービスユーザーの %TEMP%
- C:\Windows\NG*
- 例:C:\Windows\NGAAStatus、C:\Windows\NGAAConfig。NuGenesis SCC モジュールで使用されます。
- C:\temp\WATERSLMS\WLMSServer
- LMS Web サーバーによって使用される一時フォルダー
- ドライブ:\WatersLMSServer\WildFly-11.0.0.Final\standalone\tmp
- データベースサーバープログラム
- ドライブ:\oracle\product
- C:\Program Files\Oracle\Inventory
- (設定可能)Datafiles、Control Files、Redo Logs(上記の親フォルダーでの既定の場所を使用していない場合) - ドライブ:\oracle\product\19c\OraData
- (設定可能)高速リカバリーエリア - 通常はドライブ:\ORA_BKP
追加情報
関連項目:
- ウィルス対策ソフトウェアにより、NuGenesis UNIFY プリンタへの印刷が非常に遅い。
- ウイルススキャンが SDMS アーカイブプロセスに干渉しないようにする方法
- 「Carbon Black」がバックグラウンドで実行されているため、NuGenesis UNIFY で印刷するデータがない
- NuGenesis クライアントコンポーネントのインストール中にエラー -5006 が発生する
NuGenesis LMS Installation and Configuration Guide(『NuGenesis LMS インストール/構成ガイド』)に、
ヒント:リアルタイムウィルススキャンを使用している場合は、インストール後に、NuGenesis LMS 関連のすべてのフォルダーおよびそのサブディレクトリーを、スキャンから除外します。一部のリアルタイムウィルススキャナーは、通常の NuGenesis LMS 機能をウィルス活動と間違えて、データバッファリングを妨害することや、分析停止の原因になることがあります。また、Oracle データファイルでウイルススキャンを実行すると、データベースのパフォーマンスが低下することがあります。
これは必須ではなく、「ヒント」としてリストされています。ウイルス対策ソフトウェアは、プロセスやファイルの識別方法と処理方法がそれぞれ異なるため、ソフトウェアによって異なるポリシーが必要なことがあります。NuGenesis.exe ファイルおよびプロセスを危険なものとして識別し、ファイルの完全な実行や削除を阻止するパッケージがいくつかあります。お客様は、本番環境でポリシーまたは除外を実施する前に、これが開発環境またはテスト環境の問題であるかを判断する必要があります。
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