UNIFI MSe High Energy のスペクトルで、プリカーサーイオンより高分子域にスペクトルが検出される - WKB190865
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症状
- MSe High Energy のスペクトルで、プリカーサーイオンより高分子域にスペクトルが検出される
- ピークの広がりにより、ピークがブロードであるため、MSe Low Energy で取得されたプリカーサーイオンの XIC の保持時間と MSe High Energy で取得されたフラグメントイオンの XIC の保持時間が、少し異なる。
環境
- UNIFI
- 経路プロファイリング - MSe
原因
そのプリカーサーイオンと同じ保持時間に生成した、別の化合物に由来するスペクトルが混じっている。
解決策
- プリカーサーイオンとプロダクトイオンを紐づける際の保持時間のずれの許容値を小さい値にする。
分析メソッドの [ピーク解析設定] [ 3D同位体クラスタリング ] 内の
[ 高エネルギーから低エネルギーまでの関連付け時に適用するクロマトグラフィー ピーク幅の分率 ] で設定します。
例えば 0.1と設定した場合
プリカーサーイオンのマスクロマトグラムピークの半値幅に対して、
0.1 (10%) 以内の保持時間のずれに収まるフラグメントイオンが紐づけられます。
追加情報
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