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Waters Japan

インポートされた MassLynx データによる waters_connect の解析問題 - WKB255965

Article number: 255965To English version

症状

  • MassLynx データを UNIFI にインポートし、結果のサンプルセットを開くと、[インベスティゲイト]ビューにピークが明確に見られる
  • UNIFI でデータを解析した後、サンプルセットからの分析で成分ピークが同定されない
  • この分析の解析ログに、各サンプルごとに次のメッセージが表示される:「There is no PLG processing required」(PLG 解析は必要ありません)

環境

  • UNIFI/waters_connect
  • MassLynx データのインポート

原因

MassLynx MSeデータはセントロイドモードで取り込まれています。UNIFI でのピーク検出には、コンティナム MSe が使用されます。UNIFI の 3D 検出の低エネルギーおよび高エネルギーのしきい値は、実際にはピーク高さではなくピークボリュームの設定であり、センタリング済みピークのボリュームがゼロであるため、UNIFI 3D ピーク検出解析では検出できません。使用可能な 3D ピークがないため、ソフトウェアにより「No PLG processing required」(PLG 解析は必要ありません)というメッセージが表示されます。

解決策

この問題を解決する唯一の方法は、ロックマスを取り込んだが適用されていないコンティナム MSe の MassLynx メソッドを使用してデータを再度取り込み、次にそのデータを waters_connect/UNIFI にインポートして解析することです。

追加情報

 

id255965, 7890ヘッドスペース サンプルセット, centroid, continuum, lockmass, MLYNX, MLYNXV41, peak detection, sample set, SUPMM, SUPUNIFI, SUPWC, UNIFISVR, UNIFISW18, UNIFOPT, UNIFQLIC, UNIFSW17, UNIFSW18, UNIFSW19, UNIFWGLIC, UNIFWKLIC

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