インレットメソッドで OK インジケーターと Ready(準備完了)インジケーターがグレー表示されている - WKB20592
Article number: 20592To English version
症状
- インレットメソッドで OK インジケーターと Ready(準備完了)インジケーターがグレー表示されている
- システムがインレットメソッドエディターからのコマンド(「start/stop pumping」(送液の開始/停止)や「load method」(メソッドの読み込み)など)に応答しない
環境
- ACQUITY UPLC
- ACQUITY UPLC H-Class
- ACQUITY UPLC I-Class
- MassLynx
原因
インレットメソッドエディターとの通信が正しくありません
解決策
- インレットメソッドの設定を解除します。
- インレットメソッドエディター > Tools(ツール)メニュー > Instrument configurations...(装置設定...)を開き、Configure(設定)ボタンをクリックします。Next(次へ)をクリックし、送液デバイスに None(なし)を選択します。Next(次へ)をクリックし、オートサンプラーデバイスに None(なし)を選択します。Next(次へ)をクリックし、検出器画面で設定した検出器を削除します。Next > Finish(次へ > 完了)をクリックします。
- Inlet Configuration(インレット設定)を閉じ、インレットメソッドを閉じ、MassLynx を閉じます。
- ACQUITY プロセスおよび MassLynx プロセスを停止します。
- MassLynx を開いて、インレットメソッドを設定します。
- インレットメソッドエディター > Tools(ツール)メニュー > Instrument configurations...(装置設定...)を開き、Configure(設定)ボタンをクリックします。Next(次へ)をクリックし、正しい送液デバイスを選択します。Next(次へ)をクリックし、正しいオートサンプラーデバイスを選択します。Next(次へ)をクリックし、検出器画面の設定済みの Detectors(検出器)タブで正しい検出器を追加します。Next(次へ)をクリックし、Scan For Instruments(装置のスキャン)ボタンをクリックします。画面が表示されるまで待ってから、[OK]をクリックします。ドロップダウンメニューを使用して、各検出器についてモジュールを選択します。Next > Finish(次へ > 完了)をクリックします。Inlet Configuration(インレット設定)画面で Finish(完了)をクリックします。
- これで、Inlet Method editor(インレットメソッドエディター)の OK インジケーターと Ready(準備完了)インジケーターが機能するようになり、装置は「start or stop pumping」(送液の開始または停止)や「load method」(メソッドの読み込み)などのコマンドによって制御できます
追加情報
id20592, communication, MLYNX, MLYNXV41, SUPMM, UPBINARY, UPIBSM, UPIBSM+, UPISMFL, UPISMFL+, UPISMFTIVD, UPISMFTN, UPISMFTN+, UPQSM, UPQSM+, UPQSMBIO, UPQSMBIO+, UPSMFTN, UPSMFTN+, UPSMFTNB+, UPSMFTNBIO, インレットエディター, コミュニケーションエラー