メインコンテンツへスキップ
Waters Japan

ACQUITY UPLC H-Class で保持時間が変動する - WKB241683

Article number: 241683To English version

症状

  • 保持時間が変動する(約 0.2 ~ 0.5 分)1 日の測定中
  • ユーザーは 2 台の H-Class を所有している。問題のある装置で使用しているカラムとサンプルを持ち込み、もう一方の装置で測定すると、保持時間が変わらない
  • ピークの本数は 1 本ピークが出るどころはアイソクラティック条件(酢酸アンモニウム水溶液とアセトニトリル)、そのあとグラジエントかける
  • 初期圧力は6000psi程度で、問題ない装置と同程度、Δpsiは10くらい
  • シリンダーで廃液とって確認したところ、流量は設定どおりでている

環境

  • ACQUITY UPLC H-Class

原因

 

解決策

  1. 装置で混合する溶媒の割合を使用して、溶媒ボトルで溶媒を混合し、1 回の送液を行います。
    - GPV(溶媒組成を調整するバルブ)に問題があるかどうかを確認します。
  2. リークテストを実行します。
    - 流路の漏れの有無を確認する手順です。
    コンソール画面から QSM リークテストを実行します。
    終了点はベントバルブで実行されます。合格した場合は、カラムで実行します。
  3. APH の設定を確認します。
    - SM-FTN 装置メソッドの「全般」タブでアクティブプレヒーターの設定を確認します。
    「コンソール設定を使用」を選択している場合は、コンソール画面の設定を確認します。
  4. 溶媒フィルターをクリーニングするか、交換します。
    - 溶媒ボトルに入っているチューブの先のフィルターの詰まりが原因かどうかを確認します。
  5. GPV フィルターを交換します。
    - GPV フィルターに問題がないか確認する。

追加情報

 

id241683, acetonitrile, active preheater, ammonium acetate, gradient, retention time, solvent filter, UPQSM, UPQSM+, UPQSMBIO, UPQSMBIO+, UPSMFTN, UPSMFTN+, UPSMFTNB+, UPSMFTNBIO, グラジエントプロポーショ ニングバルブ, ソルベントフィルター, フロースルーニードル, リテンションタイム, 勾配

  • この記事は役に立ちましたか?