停電後、MassLynx と複数の ACQUITY モジュールの間の通信がとれない - WKB2551
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症状
- ACQUITY PDA との通信がない
- ACQUITY コンソールによってエラーメッセージが表示されない
- ACQUITY ログにエラーがリストされない
- ACQUITY コンソールのディスプレイに、PDA ランプが消灯していることが示される
- ACQUITY コンソールで PDA のプロットがコントロールされない
- MassLynx のインレットメソッドのステータス:OK LED = 赤色、準備完了 LED = 緑色、ランプ = 消灯
- 前面パネルの ACQUITY PDA の LED で、電源とランプの両方が緑色で表示される(ランプが点灯していることを示唆)
- インレットメソッドの LC メニューで通信をリセットしても、解決しない
- ACQUITY コンソールの PDA ページでの[コントロール] > [PDA をリセット]で、解決しない
- NetEvaluator によりすべてのコンポーネントが、IP アドレス、シリアル番号、モデルの種類付きで表示される(すべてのコンポーネントの ping 合格)
- ファームウェアローダーにより、すべてのコンポーネントのシリアル番号とモデル種類が表示される
- コンソールで SM エラーが発生するが、モジュールに緑色の LED が表示される
環境
- ACQUITY
- MassLynx 4.1
原因
停電は、電源を切ったすべてのモジュールではなく、装置の一部のみに影響します。PC はオンのままです。
解決策
- すべてのソフトウェアを閉じます。
- StopACQUITYProcesses.cmd を実行します。
- MassLynx PC を再起動します。Windows にログインしますが、MassLynx を起動しないでください。
- Waters DHCP サーバー設定を開きます。すべての IP アドレスを消去します。画面は開いたままにします。
- UPLC の電源を切ります。SM、QSM、PDA の電源を、この順番で入れます。Waters DHCP サーバー設定での、IP アドレスの入力を注意深く監視します。
- UPLC コンポーネントの緑色の LED が点灯したら、質量分析計で[リセット]ボタンを押します。
追加情報
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