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Waters Japan

SCIEX 質量分析計および Analyst ソフトウェアを搭載した ACQUITY システムの通信をリセットする方法 - WKB27210

Article number: 27210To English version

目的または目標

SCIEX 質量分析計および Analyst ソフトウェアに接続された ACQUITY デバイスで、通信を確立またはリセットする。

環境

  • ACQUITY UPLC システム(I-Class、H-Class、M-Class、nanoACQUITY、Classic)
  • SCIEX 質量分析計(3200、4000、5000、5500、6500、QTRAP および/またはタンデム TOF)
  • Analyst ソフトウェア
  • オペレーティングシステムの DOS コマンドプロンプト
  • DHCP サーバー(ダイナミックホスト設定プロトコル)

手順

  1. Analyst (SCIEX) ソフトウェアを Standby(スタンバイ)に設定します。
  2. Analyst ソフトウェアでハードウェアプロファイルを無効にします。
  3. Analyst ソフトウェアを終了します。
  4. SCIEX コンピューターを再起動します。
  5. スタック内のすべての UHPLC デバイスの電源を切ります。
  6. コンピューターの Windows OS にログインします。
  7. Waters プロセスで ACQUITY UPLC サービスを停止します。(パス:[コンピューター] > [ローカルディスク](コンピューター > C: > Program Files (x86) > Waters Instruments > Bin)
  8. DHCP(ダイナミックホスト設定プロトコル)サーバーを開き、すべてのデバイスを削除します。(パス:[コンピューター] > [ローカルディスク](コンピューター > C: > Program Files (x86) > Waters Instruments)
  9. ACQUITY UPLC スタック内のデバイスの電源を入れます。
    1. Classic ACQUITY の場合:まずカラムマネージャをオンにします。
    2. I-Class、H-Class、M-Class、nanoACQUITY の場合:まずサンプルマネージャをオンにします。
  10. DHCP にすべてのデバイスが完全に表示されるのを待ちます。一度に 1 つの ACQUITY UPLC デバイスのみの電源を入れて、DHCP にそれらが入力されるまで待ち、すべてのデバイスがシリアル番号と IP アドレス付きでリストされるまでこのステップを繰り返すことが推奨されます。
  11. [DOS CMD]画面で:
    a. (オプション)ACQUITY UPLC スタックの各コンポーネントの実際の IP アドレスを ping します(例えば、DHCP サーバーでのサンプルマネージャのアドレスが 10.10.10.11 の場合、「ping 10.10.10.11 -t」と入力してサンプルマネージャを ping します)。
    b. (オプション)DOS CMD プロンプト:「i」を入力し、[Enter]を押して、DOS 形式のリードバックを確認します。
    c. [DOS CMD]画面を閉じます。
  12. SCIEX Analyst ソフトウェアを開きます。
  13. Analyst で Hardware Profile(ハードウェアプロファイル)を有効にします。
  14. Console(コンソール)で ACQUITY UPLC 装置を設定します:
    a. Analyst の左側のペインの Companion Software(コンパニオンソフトウェア)で、ACQUITY UPLC Console(ACQUITY UPLC コンソール)をダブルクリックします。Console(コンソール)画面が開きます。
    b. Configure > Configure instrument modules(設定 > 装置モジュールの設定)を選択します。Instrument Configuration(装置設定)ダイアログボックスが開きます。
    c. 必要に応じて ACQUITY UPLC 装置を選択してから、[OK]をクリックします。設定が更新され、保存されます。

追加情報

 

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