ACQUITY UPLC、H-Class、またはI-Class のサンプルマネージャでサンプルコンパートメントをデフロストする方法 - WKB2920
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目的または目標
以下の場合に、サンプルコンパートメントをデフロストします:
- 高湿度環境下で低いサンプル温度(4℃ 付近)で操作すると、霜や氷がサンプルチャンバーエンジンアセンブリーのヒートシンクに蓄積します。
- サンプルコンパートメントの温度仕様内での装置性能を回復します。
環境
- ACQUITY UPLC サンプルマネージャ
- ACQUITY H-Class SM-FTN
- ACQUITY I-Class SM-FTN
- ACQUITY I-Class SM-FL
手順
パッシブデフロスト:ヒートシンクをアクティブに制御することなく、周囲環境の温度に達するようにコンパートメントをパッシブに加温します。
- すべてのサンプルバイアルおよびウェルプレートを取り外します。
- ヒーター/クーラーエンジンを[オフ]に設定します。
- SM-FTN の電源は[オン]のままにしておきます。
- ドアが閉じていることを確認します。
- サンプルチャンバー内の循環ファンが動作を続けて、エンジンヒートシンク全体に空気を送り続けるので、氷が速く溶けます。
- 1 時間後、ユニットは完全にデフロストされ、操作再開の準備ができているはずです。
アクティブデフロスト:サンプルが温度のパッシブで下がらない場合は、アクティブデフロストを行ってください。
- サンプルコンパートメントを 30℃ に制御し、サンプル温度が 20℃ を超えるまで待ちます。
- サンプルの温度が室温に達したら、エンジンのヒートシンクは完全にデフロストされ、操作再開の準備ができているはずです。
追加情報
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