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UPC2 システムで ABPR 正常性テストを実行するときに CM-30S のバイパス位置を有効にする方法 - WKB3581

Article number: 3581To English version

目的または目標

  1. CM-30S を搭載したUPC2 システムで ABPR 正常性テストを実行する。
  2. ソフトウェアコンソールで、30 cm シングルゾーンカラムマネージャ (CM-30S) のバイパス位置を有効にする。

環境

  • ACQUITY UPC2システム
  • ACQUITY UPC2 30 cm シングルゾーンカラムマネージャ (CM-30S)

手順

CM-30S を含む UPC2 システム構成で ABPR 正常性テストを実行する場合は、以下のステップに従ってください。

 CM-30S の[操作モード設定]を変更します:

  1. コンソールのシステムツリーから、[カラムマネージャ]を選択します。
  2. コンソールのシステムツリーから、[カラムマネージャ] > [設定] > [操作モード]を選択します。

CM-30S Operating Mode with Bypass Enabled.jpg

 3. [カラムの選択]で、[バイパス]を選択し、次に[OK]をクリックします。コンソールアプリケーションが再起動し、新しい操作モードが表示されます。

 4. [設定が変更されました]プロンプトが表示されたら、再度[OK]をクリックします。

注:デュアル CM-30S 設定(Empower でのみサポートされる)を使用する場合、プライマリーとセカンダリーの両方の CM-30S を再設定する必要があります。

CM-30S での ABPR 正常性テストの実行:

バイパスを配管するときは、次のステップのいずれかを選択します

  • 位置 8 に取り付けられたカラムの代わりに、V-detail ユニオン (700002636) を取り付けます。

または

  • 位置「B」のインレットとアウトレットの切り替えバルブの間に、バイパスチューブ (700010147) を取り付けます。
  1. コンソールのシステムツリーから、[コンバージェンスマネージャー]を選択し、次に[ABPR 正常性テスト]をクリックします。
  2. [開始]をクリックします。テストは約 5 ~ 7 分間実行されます。
  3. テストに合格することを確認してから、結果を印刷します。
  4. [操作モード設定]ダイアログボックスを開き、[バイパス]の選択を解除してから、[OK]をクリックします。

注:このステップでは、カラム位置 8 をコントロールするバイパスを無効にして、カラムマネージャモジュールを元の操作モードに設定します。

CM-30S  Operating Mode Columns 1-8.jpg

追加情報

ABPR 正常性テストを実行する前に、以下の条件が満たされていることを確認します。

  • カラムマネージャのアウトレットが PDA 検出器のインレットに接続されている。
  • PDA 検出器のアウトレットがコンバージェンスマネージャに接続されている。
  • スプリッターがシステムコンポーネントから取り外されている。

 

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