Alliance 2690/2695 セパレーションモジュールの「Seal pack geometry fault」(シールパック形状不良) - WKB5360
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症状
- エラー:「Seal pack geometry fault (1 or 2)」(シールパック形状不良(1 または 2))が、アジャストシール実施時に発生する。
環境
- Alliance HPLC システム
- 2695 セパレーションモジュール
- すべてのバージョンの Alliance インジェクターアセンブリー
- パフォーマンスメンテナンス (PM)
原因
パフォーマンスメンテナンス または、新しいシールパックの取り付け中に、センサー位置が範囲外にシフトした。
解決策
- センサープレートを固定しているインジェクタアセンブリのネジの位置を確認します。1 ~ 2 回転、T10 で回して緩めます。下の図を参照してください。
- 下の図のように、センサープレート調整ネジを確認します。ネジにはバネが付いています。
- センサーギャップ(インジェクターの上部とスプリングの上部の間の隙間)を規定の 5/16 インチにゼロ調整します。測定には 5/16 インチのユニオンまたはレンチを使用します。測定後、ユニオンを取り外して、1 回転締め付けます
- アジャストシールを実行します。
- アジャストシールに合格したら、センサープレートを固定しているをネジを締めます。
- 診断の結果、エラー「seal pack geometry fault (2)」(シールパック形状不良 (2))が表示された場合、センサーを下ろします。
- 上部センサーのネジを時計回りに 1/2 回転ずつ回してセンサーを下ろします。アジャストシールを再度、実行し、合格するまで 1/2 回転ずつ回します。
- アジャストシールに合格したら、センサープレートを固定しているネジを締めます。
- 診断の結果、エラー「seal pack geometry fault (1)」(シールパック形状不良 (1))が表示された場合は、センサーを上に動かします。
- 上部のセンサーのネジを反時計回りに、1/2 回転ずつ回してセンサーを上に動かします。アジャストシールを再度、実行し、合格するまで 1/2 回転ずつ回します。
- アジャストシールに合格したら、センサープレートを固定しているネジを締めます。
追加情報
調整ネジ固有の誤差に応じて値が変わる場合がありますが、1/2 回転の調整により、値は約 7 モーターステップ、変化します。
追加情報については、記事:Alliance では「Error: Seal Pack Geometry Fault」(エラー:シールパック形状不良)は何を意味しますか?を参照してください。
センサーギャップをゼロに合わせてセンサープレートを調整した後も、「seal pack geometry fault (1)」(シールパック形状不良 (1))が続く場合は、インジェクターアセンブリーの交換が必要になることがあります。
Phase II インジェクターアセンブリー:700002789
Performance plus インジェクターアセンブリー:700011785
注:部品を交換した場合は、別の記事を作成またはリンクする必要があります。
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