メインコンテンツへスキップ
Waters Japan

MassLynx のエラー:ACQUITY TUV Detector Method Editor... Any data collected at 550 nm may contain inaccuracies because of possible UV interference(ACQUITY TUV 検出器メソッドエディター... 550 nm で収集したデータは UV の干渉により正確性が保証されない可能性があります) - WKB5560

Article number: 5560To English version

症状

  • 254 nm と 550 nm のデュアル波長モニタリングによるインレットメソッド
  • MassLynx メソッドエディターのエラーメッセージには、「ACQUITY TUV Detector Method Editor. The wavelengths span 370 nm. The second order filter will not be used for 550 nm. Any data collected at 550 nm may contain inaccuracies because of possible UV interference (second order effects)」(ACQUITY TUV 検出器メソッドエディター。波長は 370 nm に及びます。2 次フィルターは 550 nm には使用されません。550 nm で収集されたデータには、UV 干渉(二次効果)の可能性があるため、不正確さが含まれる可能性があります)と記載されています

ACQUITY TUV Detector Method Editor picture.png

  • このメッセージは OK できますが、ベースラインのみが予想される場合、取り込まれたデータは保持時間の 550 nm トレースにピークを示す

環境

  • MassLynx
  • ACQUITY TUV 検出器

原因

デュアル波長モード用に選択した 2 つの波長が 370 nm しきい値の外にあるため、これは予想される警告メッセージです。ACQUITY TUV オペレーターズガイド(ドキュメント 715004733、リビジョン B、20 ページ)によると:

「190 nm ~ 700 nm の任意の 2 つの波長を選択できます。デュアル波長モードでは、以下の条件が適用されます:

選択した波長が両方とも 370 nm より大きい場合は、検出器はニ次フィルターを適用して不要な UV 光をブロックします。

選択した波長が両方とも 370 nm 以下である場合は、検出器はニ次フィルターを解除します。

選択した波長が 370 nm をまたいでいる場合、検出器は 2 次フィルタを適用しません。さらに、370 nm を超える波長で取り込んだデータには、UV 光の干渉(2 次的効果)による、不正確なデータが含まれている可能性があることを、警告メッセージで示します。」

解決策

これらの特定の波長では、シングル波長モードで取り込んで、二次効果を回避します。

追加情報

 

id5560, A-30UV, baseline, inlet method, MLYNX, MLYNXV41, retention time, SUPMM, UPARPTUV, UPPTUV, UPTUV, UPTUVARC, UPTUVARCB, UPTUV-E, UPTUVTC, リテンションタイム

  • この記事は役に立ちましたか?