ACQUITY H-Class QSM システムでエラー「System Under Pressure」(システム圧力低下)が見られる - WKB77563
Article number: 77563To English version
症状
- 通常の流量 0.4 mL/分を実行すると、「System Under Pressure」(システム圧力低下)エラーメッセージが表示される
- 位置 5 に取り付けられたカラムを取り付けたシステム圧力が、通常は約 6000 psi であるが、約 550 psi である
- 圧力差は、低圧力で 4 psi で安定している
- システムは溶媒をプライムしても問題がない
環境
- ACQUITY H-Class QSM
- ACQUITY カラムマネージャ
原因
カラム位置 5 で分析し、カラムインレットへのアクティブプレヒーター (APH) 接続部に漏れがあることを確認できました。
解決策
- 送液を停止します。
- APH 接続部をカラムインレットから最も離れたバックナットを緩め、次にカラムインレットに接続されているねじ山付きナットを取り外します。
- PEEK フェラルが存在し、取り外した後に異常に変形していないことを確認します。必要に応じて交換します(フェラルの製品番号については、下記の追加情報を参照)。
- カラムインレットの PEEK フェラルにチューブを挿入して、カラムインレットへの接続を再度行います。
- PEEK フェラルを所定の位置に押し込み、固定ナットをカラムインレットにねじ込み始めます。接続する際は、必ずチューブをカラムインレットの内側に圧力を入れて、APH チューブの端とカラムインレットの表面の間に空隙がないようにします。
- バックナットを APH に持ち込み、固定されるまで締め付けます。
- カラムおよび APH をカラムコンパートメントに再び装着します。
- 標準流量を再開し、新しく行った接続部にリークがないか確認します。
- システムが予想圧力に戻ることを確認します。
- 問題が表示されなくなったら、使用を再開します。
追加情報
700003114 - フェラル (PEEK)、1/16、10/pkg
id77563, A-30SDM, active preheater, stop flow, system pressure, UPAQSM, UPBINARY, UPPQSM, UPQSM, UPQSM, UPQSM+, UPQSM+, UPQSMBIO, UPQSMBIO, UPQSMBIO+, UPSMFTN, UPSMFTN+, UPSMFTNB+, UPSMFTNBIO, ストップフロー, 送液停止