2017 Driver Pack R1 を使用して 2D ACQUITY を設定すると、MassLynx 4.2 システムで ACQUITY Console が失敗する - WKB79720
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症状
- Driver Pack 2017 R1 の Waters ポンプコントロールを使用して MassLynx で複数の ACQUITY ポンプを設定した後、コンソールが失敗し、メッセージ「ACQUITY Console Client has Stopped Working」(ACQUITY Console クライアントは動作を停止しました)がしばしば表示されます。
環境
- MassLynx
- 2017 Driver Pack R1
- 2017 Driver Pack R2
- Waters ポンプコントロール 3.10
- 2D ACQUITY
- 多次元 UPLC
- 多次元 LC
- MassLynx SCN 985 リビジョン B
原因
ソフトウェアのバグ
解決策
- Driver Pack 2017 R2 からドライバーを読み込み、PC を再起動します。
- モジュールのファームウェアバージョンがドライバーパックのリリースノートに記載されているものと一致していることを確認します。完全に一致しない場合は、ダウングレードし(例えば 1.71 から 1.65 に)、必要に応じて電源を切ってから入れ直し、初期化が完了するまで待ちます。次に、MassLynx を開いて、インレットエディターを開きます。
- 装置(WPC、SM、CM、UV)を設定し、検出器のページで装置をスキャンし、検出器 1 および 2 のシリアル番号が装置設定ページにリストされていることを確認します。
- イベントとトリガー(1 のイベント、ポンプと検出器の接点リレー)を設定し、インレットエディターと MassLynx を終了します。PC を再起動します。
- MassLynx とインレットエディターを開きます。インレットに移動し、[config](設定)を選択し、アルファ (1) ポンプ s/n が物理的に SM の下にあるポンプであるように、アルファポンプおよびベータポンプをセットアップします。スキャンしてシリアル番号を取り込み、適切なポンプを対応するシリアル番号に設定します。
- [OK]を選択してポンプ設定を終了してから、[OK]を選択して通信をリセットします。
- [LC]メニューを選択し、通信をリセットします。
- 初期化が完了したら、インレットエディターおよび MassLynx を終了し、PC をシャットダウンします。
- UPLC モジュールの電源を切ってから入れ直し、初期化されるまで待ちます(PC がオフの状態で)。
- PC の電源を入れ、MassLynx を開きます。
- インレットエディターを開きます。古いバージョンの .bgm が更新されているという旨のメッセージが表示されることがあります。新しいインレットメソッドを既定値として保存します。
- コンソールを開き、インストールマニュアルの説明に従って CM-A を設定します。
- ベータ(セカンダリーポンプ)がインレットエディターとコンソールにあるが使用できない(グレー表示されている)場合は、コンソール、インレットエディター、および MassLynx を終了します。
- ベータあるいはセカンダリーポンプのみの電源を切ってから入れ直し、初期化が完了するまで待ってから、PC を再起動します。
- MassLynx、インレットエディター、コンソールを開きます。これで、すべてが意図したとおりに機能するはずです。
追加情報
別の解決策については、Driver Pack 2017 R1 を使用した ACQUITY 2D の MassLynx システムで ACQUITY コンソールがクラッシュする - WKB22025 を参照してください。
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