ACQUITY QDa を手動でキャリブレーションする方法- WKB8764

環境

• ACQUITY QDa 質量検出器
• MassLynx
• Empower

回答

以下のステップを実行して、ACQUITY QDa を手動でキャリブレーションします。

1. キャリブレーション溶液が ESI プローブを通ってソースエンクロージャーに流れている（最低流量 300 µL/分で）ことを確認します。
2. ［MS Tune］画面を開きます。
3. キャピラリー電圧を有効にします。
4. ソース条件を最適化して、対象のイオンに良好な感度が得られるようにします。
5. ［MS Tune］画面を保存します。
6. ACQUITY Console > QDa Detector > Configure > Advanced Calibration（ACQUITY コンソール > QDa 検出器 > 設定 > キャリブレーションの詳細設定）を選択します。
   1. 
7. Alternative Calibrant（代替キャリブレーション試薬）を選択します。
   1. 
8. ACQUITY Console > QDa Detector > Maintain > Recalibrate（ACQUITY Console > QDa 検出器 > 保守 > 再キャリブレーション）を選択します。
   1. 
9. これで、装置のキャリブレーションルーチンが完了します。

追加情報

注：代替のキャリブレーション試薬を選択した場合、自動分解能チェック（起動時に実行）は使用できません。

注：内部キャリブレーションオプションは推奨メソッドです。

追加情報については、MassLynx および Empower のオンラインヘルプで「キャリブレーション」を検索してください。