LC 注入が低い感度を示す。LockSpray は影響を受けない (Xevo G2 QTof) - WKB13323

症状

• LC 注入による感度が予想より低い
• クロマトグラフィーのピーク形状が不良
• ロックマス強度は影響を受けない

環境

• Xevo G2 QTof
• Xevo G2 Tof
• Xevo G2-S QTof
• Xevo G2-S Tof
• Xevo G2-XS QTof
• Xevo G2-XS Tof
• SYNAPT G2
• SYNAPT G2-S
• SYNAPT G2-Si
• SYNAPT XS

原因

• ESI キャピラリーが詰まっているおよび/または曲がっている
• 強ニードル洗浄のボトルが空

解決策

1. ESI プローブを再構築します。ユーザーマニュアル（5 ～ 66 ページ）の手順に従い、ESI プローブサービスキット (700004672) を使用します。
2. API ガスをオンにして、ESI キャピラリーの突き出しを 1 ～ 2 mm に調整します。
3. すべての溶媒ボトルが満杯であることを確認します。必要に応じて、ボトルに補充し、適切なラインをプライムします。
4. 予測シグナルレベルが既知であるサンプルを分析することにより、問題が解決されていることを確認します。

追加情報

濃縮された（イオン電流が多い）サンプルを分析した後、感度が低下することがあります。そのような場合、検出器のセットアップを実行して、検出器が最適な電圧で動作することを確認することが、役に立つことがあります。

多くの場合、新しいプローブキャピラリーは、GFP で複数回フラッシュ洗浄して、流路内の活性部位を表面安定化する必要があります。