メインコンテンツへスキップ
Waters Japan

核酸の測定で、TEA または HFIP の付加イオンが検出された場合の対処法 - WKB197867

Article number: 197867To English version

環境

  • LC-MS
  • 核酸の分析

 

回答

核酸は、通常プロトン脱離イオンとして検出されますが、移動相に含まれる TEA や HFIP の付加イオンが検出される場合があります。

TUNE(チューン)の設定変更でこのような付加イオンを低減できる可能性があります。

  • キャピラリー電圧を下げる(TEA 付加イオンの場合)。
  • コーンガス流量を 200 L/時間程度に上げる(HFIP 付加イオンの場合)。
  • サンプリングコーン電圧を上げる(上げすぎると、核酸イオンが一部開裂する可能性があります)。

 

追加情報

改善しない場合は、移動相の再調製、装置の洗浄、ブランクサンプルの連続測定をお試し下さい。

インタクトプロテインの質量スペクトルで見られる過剰な TFA 付加体 - WKB117940

id197867, cone gas, intact, MALDIG2SI, protein, SYNAPTXS, SYNG2SIHD, TFA, XEVOG2XSTF, タンパク, トリフルオロ酢酸, 蛋白

  • この記事は役に立ちましたか?