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ACQUITY QDa 質量検出器:感度低下の場合に実行する操作 - WKB203962

Article number: 203962To English version

症状

  • QDa検出器の感度の低下
  • H-Classは指定した注入量を注入している

環境

  • ACQUITY QDa 質量検出器
  • ACQUITY UPLC H-Class
  • ポジティブの SIR のチャンネルが 1 つのみ取得される

原因

  • 真空漏れ
  • サンプルコーンまたはアパーチャーディスクの詰まり
  • サンプルコーン/チャージアップ/アパーチャーディスクの汚れ

解決策

  1. ターボパワーの確認 
    コンソール画面>QDa検出器>MS表示から確認します。
    37~60:正常
    60以上:真空もれの可能性あり
    37以下:サンプルコーンやアパーチャーディスクがつまっている可能性あり
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  2. サンプルコーンの洗浄
    ACQUITY QDa 検出器概要およびメンテナンスガイドを参照します。
  3. 装置メソッドにネガティブの SIR のチャンネルを追加し、現在存在しているポジティブの SIR のチャンネルと同じ取り込み時間を設定
    上記設定をした装置メソッドで、繰り返し注入を実施し、感度低下が起こるかどうかを確認
  4. アパーチャーディスクの交換
    ACQUITY QDa 検出器概要およびメンテナンスガイドを参照します。

追加情報

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