高い値に設定すると、脱溶媒ガス流量が不安定になる - WKB236650
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症状
- 脱溶媒ガスが有効で、その流量が高い値に設定されている場合、[MS Tune]画面のリードバックが非常に不安定になる
- 質量分析計内のガス取り扱いベースプレートアセンブリーからクリック音が聞こえる
- API gas(API ガス)エラー
- Source exhaust trip(ソース排気トリップ)エラー
- 脱溶媒ガスをオンにすると、装置への窒素供給の圧力ゲージが低い値に低下し、変動する
環境
- Xevo TQ-S
- SYNAPT G2-Si HDMS
原因
装置への窒素ガスの供給が不十分です
解決策
お客様の施設と協力して、圧力を大幅に低下させることなく窒素を最大 1400 L/時間まで供給できるようにしてください。
追加情報
脱溶媒ガス流量が高く設定されており、窒素供給では十分なガスを提供できない場合、窒素インレットラインの圧力が作動温度未満に低下し、圧力スイッチソレノイドがガス流量を遮断します。これが発生すると、圧力は迅速に上昇し、ソレノイドが再び開きます。このように循環し続け、ガス流量の大きな変動とソレノイドの開閉によるクリック音が発生します。また、廃液ボトルの John Guest バルブは空気圧で制御されるため、窒素の圧力変動によりこのバルブも開閉し、source exhaust trip(ソース排気トリップ)エラーが発生します。
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