停電後に質量分析計のシグナルがない - WKB23997
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症状
- 停電後に質量分析計のシグナルがない
- 停電中にシステムが真空解除されなかった
- 停電中に MassLynx PC の電源がオフになった
- キャピラリーの設定値が 3.0 kV、リードバックに 0.08 kV と表示される
- [MS Tune]画面の設定が調整できない
- 発見:[Instrument Status](装置ステータス):[Not Scanning](スキャンしていない)
- 発見:ダイバーターバルブが LC に設定されている
- 発見:[MS Tune]画面の一時ファイルを削除しても解決されない
環境
- 3100 質量検出器
- MassLynx 4.1
原因
質量分析計の内部の通信問題または electronics の問題です
解決策
- 3100 MSD を真空解除します。
- ポンプが停止したら、3100 MSD の電源を切ります。
- MassLynx を閉じ、PC を再起動します。Windows にログインしますが、MassLynx を起動しないでください。
- 3100 MSD の電源を入れ、初期化するまで待ちます(赤色のオペレート LED が消灯します)。
- MassLynx を開きます。[MS Tune]画面を開き、真空システムを起動します([Vacuum](真空) > [Pump](ポンプ))。
追加情報
id23997, communication, divert valve, MLYNX, MLYNXV41, Q3100MSD, SUPMM, コミュニケーションエラー, ディバートバルブ, バキュームマ