ACQUITY LC を搭載した Xevo Tof システムを再起動するため、電源を一旦切って再投入する方法 - WKB24861
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目的または目標
- ACQUITY LC を搭載した Xevo Tof システムを再起動するため、電源を一旦切って再投入します。
環境
- Xevo QTof
- Xevo G2
- Xevo G2-S
- Xevo G2-XS
- いずれも ACQUITY LC システムが付属しています。
手順
- pump override スイッチ(Xevo 背面、下部中央にある 2 つのスイッチのうち上部)を下に倒します。下に倒すためには、スイッチを引き出す必要があります。[MS Tune]画面に"pump override active"が表示されます。
- MassLynx を終了します([MS Tune]、[Inlet Editor]、[Console]画面を閉じた後、MassLynx を終了します)。
- stopACQUITYProcesses(C:\Program files (x86)\Waters Instruments\Bin\StopACQUITYProcesses.cmd または StopProcesses.exe)を実行します。
- 測定用コンピューターを再起動します。
- LC の電源を切ります。重要:LC の電源を切るときは、Ethernet ケーブルが接続されたモジュール(通常は、サンプルマネージャ)を最後にオフにします。
- 約 30 秒間、LC の電源をオフのままにします。
- LC の電源を再びオンにします。重要:Ethernet ケーブルが接続されたモジュールを最初にオンにしてください。
- Xevo G2 の場合は、外付けの EPC の電源を切ります(他の装置の EPC は、Electronics によって、電源がオフになります)。
- Electronicsのスイッチ(Xevo の背面、 2 つのスイッチのうち下部)を下に倒します。
- 約 30 秒、待ちます。
- Xevo の背面にある Electronics のスイッチを上げます。
- Xevo G2 の場合は、外付けの EPC の電源を入れます(他の装置の EPC は、Electronics によって、電源がオンになります)。
- 重要:EPC が起動するまで、 5 分間、待ちます。
- MassLynx を起動します。
- [MS Tune]画面を開きます。
- [View] > [Vacuum]を選択し、[Vacuum]タブを表示させます。Tof の真空度が実際の値を示していることを確認します(1e-8 は、実際の真空度ではありません)。Tof 真空度が、1e-8 のままで変化がない場合は、もう一度、再起動を実施してください。
- [MS Tune]画面に、"pump override active"が表示されていることを、再度、確認します。このメッセージは、質量分析計と測定量コンピューターの間で適切な通信が行われていることを示しています。
- 良好な真空度が得られたら、pump override スイッチ(上部スイッチ)を元の Auto ポジションに戻します。
- 手順 17 で確認した "pump override active"が[MS Tune]画面から消えていることを確認します。
- MS を[Operate](オペレート)モードにします。
追加情報
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