Vion IMS QTof で分析にデータがないか、CCS キャリブレーションに失敗する - WKB51446
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症状
- 分析にデータがないか、
- CCS キャリブレーションが失敗し、エラー「Failed - Problem with parameters」(失敗 - パラメーターの問題)が発生する
環境
- Vion IMS QTof
- UNIFI 1.9.3
- UNIFI 1.9.4
原因
Instrument Setup(装置セットアップ)が CCS を実行するとき、[MS Tune]画面にシグナルが観察されません。Lockspray シグナルを最適化した後、流路系バッフルが[Sample](サンプル)位置に切り替わったら、流路系ダイバートバルブは[Waste](廃液)に設定されてしまいます。
解決策
- ダイバートバルブ上の流路を[Infusion](インフュージョン)に設定し、ビームが見えることを確認します。
- Vion を Source Standby(ソーススタンバイ)に設定します(流路は自動的に[Waste](廃液)に設定されます)。
- Vionを Operate Mode(オペレートモード)に戻します。
- ダイバートバルブ上の流路は、[Infusion](インフュージョン)に戻す必要があります。
- Instrument Setup(装置セットアップ)で失敗した分析またはテストを再実行します。
追加情報
ダイバートバルブ上の流路が、Instrument Setup(装置セットアップ)を実行する前に[Waste](廃液)に設定されていました。そのため、ソフトウェアはデフォルトで最後に認識された設定を使用します。
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