ロイシンエンケファリンピークの形状不良および強度低下のため、Xevo G2 QTof 検出器のセットアップが失敗する - WKB57969
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症状
- 検出器のセットアップが失敗する
- Vion 装置のセットアップが安定せず、検出器電圧が最大値まで上昇する
- ロイシンエンケファリンピークの形状不良および強度低下
環境
- MassLynx
- SYNAPT G2-S
- SYNAPT G2-Si
- Xevo G2 QTof
- Xevo G2-S
- Xevo G2-XS
原因
ロイシンエンケファリンピークの形状不良および強度低下
解決策
- [Reflectron Grid](リフレクトロングリッド)、[Pusher Off Set](プッシャーオフセット)、[Tube Lens](チューブレンズ)、[Steering](ステアリング)を使用して、ロイシンエンケファリン (LE) で調整し、ロイシンエンケファリンの分離度と感度を測定します。
- Veff を調整します:
- [MS Tune]画面で、[Setup](セットアップ) > [System View](システムビュー)に移動し、パスワード「access」でログインします
- [System](システム)ドロップダウンメニュー > [Acquisition Settings](取り込み設定)を開き、正しい位置に LE 質量を移動します:ポジティブイオン 556.2771、ネガティブイオン 554.2615(カルキュレーターを使用)。正しい[Reference mass](レファレンス質量)、および[MS Tune]画面で観察された質量を[Measured mass](測定質量)に入力します。[Calculate](計算)を(1 回)クリックし、[Update](更新)または[Close](閉じる)をクリックして、LE ピークが[MS Tune]画面の正しい位置 +/- 0.1 Da のところに表示されていることを確認します。
- チューンとシステムの設定の両方を保存し、EPC にバックアップします。
- 検出器のセットアップを実行します。
追加情報
[Detector Setup](検出器のセットアップ)は[Resolution](分解能)モードで実行されます。[Sensitivity](感度)モードが適切に調整されていても、[Resolution](分解能)モードが最適に実行されていない場合、[Detector Setup](検出器のセットアップ)が失敗することもあります。
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